演出は「ルチア」のグロ演出で賛否両論を巻き起こし予定されていた再演もふっとばしたKatie Mitchell。
また小さい部屋に別れた舞台。最近、こういうの多すぎ。そしてまた映画仕様。下手下に衣装部屋みたいなのがあって、役者が服をきて中央の間へ。物語はほぼそこで進行する。上手には上下にまたがって枯木の並ぶ森。上階は天使のコーナーなのか、スーツ姿の男女が古い本を修復しているみたい。
中央にテーブルが出て、夫が妻に高圧的になんか言う。若い作家の男が訪ねてきて、滞在することになる。女は恋してしまい、森で逢い引き。
中央にベットがでてきて、夫が妻にせまるとが女は拒絶。
森で夫が作家を後ろから抱いて刺殺。
休憩のち、上手に上下ぶちぬきで螺旋階段が現れた。
またテーブル、夫が妻に食事をさせる。妻が食べていたのは、、、作家の心臓であった!
妻は悲鳴をあげ、螺旋階段に逃げる。スローモーションで追う夫、最後はみせなかったが、妻は飛び降り自殺をしたのであろう。
久々に結末のわからない物語をみて、面白かった。音楽も現代的だが、高音ばりばりでBarbara Hanniganが好演。
分割舞台の歴史:Jonathan Miller, Tcherniakov, Richard Jones, Tcherniakov... 一部分割でそのあと正面も使うならいいんだけど(Akhnaten, Oedipe)。