2010.7
- 10.8.1 機内映画「The Ghost Writer」2010 Roman Polanski 原作:Robert Harris ★★★
ラストカットがあまりにすごくて、もう一回最初から見直した。最初から伏線はられまくりなのね。ヨーロッパではタイトルが「The Ghost」なのに、アメリカでは「Writer」と明記されたのは、映画の主題が英大統領がCIAのゴーストだからなのであろう。
- 10.8.1 機内映画「Anvil 夢を諦めきれない男たち」2009 Sacha Gervasi ★★☆
伝説の?でも売れなかったメタルバンドの今を追うドキュメンタリー。本気でそう思っている人間の言葉には説得力があり、泣ける。
- 10.7.31 ロックオペラ「We Will Rock You」Dominion Theatre ★☆☆
Queen の曲と詩で構成された近未来ファンタジー(笑)音楽が禁止されコントロールされた未来で、男女二人(ガリレオフィガロとスカラムーシュ)が仲間と出会い、キラークイーンを歌ひとつで倒し、音楽と自由を勝ちとる物語。ついでに二人の恋愛も成就。
という物語はかなりイタくて眠かったが、フレディの声の他面性を、少年、少女、狂気に分けて別のキャラクターに演じさせたのはうまい仕組みだと思う。メイン二人は歌うまかったし、スカラムーシュの「Somebody to love」とかよかったなあ。悪いおっさんの「Seven Seas of Rhye」とか泣いたけど。悪い意味で。透明な高音の少年(Ricardo Afonso)と太い渋い声の少女(Sabrina Aloueche)の組み合わせもよかった。
ずっとひっぱってた「Bohemian Rhapsody」はアンコールで。コーラス部分もそれぞれのキャラクターに分けてほぼ完コピしてたのはちょっと感動。アンコール2は、Brian Mayのお金ください放送だったような。
安い半額チケットとかあったらもう一回みてもいい。
- 10.7.25 TV映画「ダイ・ハード」1988 John McTiernan ★☆☆
金長髪のドイツ人テロリストが気になる…。くまとお金はどこー? 主演 Bruce Willis
- 10.7.25 TV映画「トイ・ストーリー2」1999 John Lasseter ★☆☆
意外とよい話だった。
- 10.7.24 芝居「The Taming of the Shrew じゃじゃ馬ならし」☆☆☆
学生中心の劇団による Magdalen College での野外劇。
シャイクスピアは、こんなトンデモ物語であっても、どこまでつきぬけた芝居ができるかが鍵なのだが。
レベルは高くなかったが、歌なぞおりませた趣向は評価できる。
導入部をやった黒短髪の男の子がなかなかいけると思ったのだが。
- 10.7.18 オペラ「ドン・カルロ」Munich ★★☆
- 10.7.11 オペラ「椿姫」London ★★☆
- 10.7.10 オペラ「マノン」London ★★★
- 10.7.7 オペラ「リゴレット」Birmingham ★★★
- 10.6.27 オペラ「湖上の美人」Paris ★★★
- 10.6.24 映画「The Kite Runner 君のためなら千回でも」2007 Marc Forster 原作:Khaled Hosseini ★★☆
アフガニスタンの裕福なパシュトゥーン人の息子アミールと、ハザラ人の召使いの子ハッサンの友情を軸に、1979年のソビエト侵攻とその後のタリバンの支配まで描く大河ドラマ。アミールはアメリカに亡命して小説家として成功するが、原作者自身はタジク人とwikiには書いてある。
中国新疆ウイグル自治区のカシュガルでロケしたというペルシャ?の乾いた古い町並みと、ヒンドゥークシュ山脈の雪景色が、強烈に美しい。イギリスとソ連とアメリカに破壊される前は美しい場所だったのだろうなあ。
アメリカ映画だから仕方がないが、利己的な正義感によるハッピーエンドでなく、残酷な悲劇であったら、美しさはもっと際だったかもしれぬ。
- 10.6.21 機内映画「Green Zone(吹き替え)」2010 Paul Greengrass ☆☆☆
イラクに大量破壊兵器はなかった、という面白いテーマなはずなのに、アクションばかりで、Matt Damon のヒーローぶりも空々しく、面白くなかった。
- 10.6.21 機内映画「Alice in Wonderland(吹き替え)」2010 Tim Burton
二回目。→前回
- 10.6.21-8.2 ヨーロッパ出張
目次に戻る
←先月 翌月→