この間、ロンドンで「連隊の娘」を見て、そのあまりに美しいテノールにノックアウトされたので。また175EUROも出してしまった・・・
ロッシーニのこのオペラは、湖に隠れ住む娘に、王様が一目惚れするが、彼女には他に二人も求婚者がいて、一人とはラブラブで、王様の恋は実らずお友達として王冠を授ける、とかいうなんともヘンな話なのだが。
王様ことJuan Diego Florezの声が素敵すぎてマヌケさもぶっとんだ。
今まで私が見た中で最高のオペラとなった「連隊の娘」には及ばないが、全体としても良い出来て、パリの観客が一瞬で総立ちになってものすごいスタンディング・オベーションであった。ちょっとヒロインがなあ、と思ってしまったのは、最近、よいのを見過ぎたからであろうか。
ガルニエの内装もものすごく綺麗だった。