2022年の十大ニュース

2月、戦争て、まじか。国を焼かないことが施政者の最大の務めだと思う。日本もやばい。
1家かった!
コロナ禍で一番大切なのは家だと思った。海がみえて、天井高く、とにかく広い空間。
2グラント満喫
昨年10月から2年間、授業&教務なし、リモートで博士課程の学生みるだけ。最高、戻りたくない。
3旅行いきまくり
研究会は通常運転。3月のセストに始まり、ミュンヘン、ブタペスト、バレンシアのち、英年会での感染爆発に恐れをなし夏はおとなしくしてたが、9月にクレタ島、カターニャ、リグリアと地中海巡り。ミュンヘン一ヶ月のち、オーストラリアも行った。食事は親しい友達と個別に、あまり大勢と関わらないようにして、稼働率は50%くらい。久しぶりに友達と会えたのはうれしいが、疲れる、家にいたい。
4Book Chapter書き上げた
遅れに遅れている自分の論文二本を書き上げる予定が、頼まれて断れず、結局これにかなりの時間を費やしてしまった。年末にすごい勢いで別の短い主著者論文を書いて出せた。
5泳ぎまくる
夏はコーンウォールの海でウェットスーツきて灯台往復コースを、冬は日本の空いてるプールで日に2kmとか泳いだ。イギリスのプールはまだ復帰してない、混んでるし、感染こわい。年明けに二年ぶりに石垣島に行けたが、ダイビングする気はおきなかった。好きだったダイビングショップ「美海」もないし。
6オペラは徐々に
マスク数時間は面倒でロンドンはあまり行ってない。Petrenkoが振ったPromsは初参戦。ドイツいた時に電車でLoy演出みにいったのと、Olgaちゃんに会えたのがよかった。もうこれからは機会があれば何でも見るというのでなく、どうしても見たい作品だけ見にいくのだろう。Edi様が亡くなったのは去年だったか。Loy演出の頭かちわられ、心えぐられ、思い出しても泣いてしまう感覚は、別格。
7リスは健在
裏庭の餌テーブルにリスはきてる。一時期、尾を傷めてた子が占拠してて、年末には毛が生え替わったのか、見た目が変わってた。少なくとも三匹いるのだが、去年いた子との同じなのかわからん。テーブルからピーナッツを取って代わりに石を置いていく賢い子も登場。
8厄年?
誕生日超えてから急に携帯壊したり、いろいろミスしたり、さんざんだったなあ。発端は、大学のメールが古いMac OSで使えなくなり、AdobeやATOKなどのためにOS更新できないという。ウェブブラウザでOutlook使ってるんだが、ありえない不便さ、急ぎの方はgmailへ。OSがらみでSlackは使わない宣言をしていて、若干逃した情報はあっても効率的で快適。
9変わらない日本
天文学会の代議員に頼まれて選出されて、4月から総会にリモート参加。おとなしくしてようと思っているのだが、ちょいちょい驚愕する発言があるのでつっこまずにはいられない。これまた頼まれて昨年末から某研究ネットワークにも関わっていたのだが、代表がモラハラ男なので全力で逃げた。私がいたことで他の女性の発言力があがったのはよかった、まさに三割効果(女性率が一定数を超えると発言を聞いてもらえ発言しやすくなる効果、三割超えてないけど)。自分の大学では昇進審査を頼まれたり、海外の他の大学からも昇進の評価レポートを頼まれたり、これまでやってきた論文やグラントの査読に加えて、偉くなったもんだと思う。モラハラとか付き合ってる暇ない。
10らぶらぶランキング
出かけてたので映画はすっかり減ったが、ドラマはかなり見た。「Killing Eve Season 4」にはがっかりしたが、「For All Mankind Season 3」は安定のクオリティ、ベストは意外な「Severance」。
6:横浜流星(初)2年遅れでピンクにやられた 5:Eileen Gu & Bing Dwen Dwen(初)北京の冬期オリンピックにもはまってた 4:キンプリ(→)分裂で永瀬より平野の方がよくなった 3:Nicholas Hoult(→)あんまうまくないけど 2:Ben Whishaw(→)Qの出番が少ない! 1:Timothée Chalamet(→)DUNEはすごいつまらなかったけど
11ミュンヘン凱旋
ずっと偉い人が来ると思ってたミュンヘンのコロキウムで招待講演。まだ規制中でESOの大きな会場でなかったのがちと残念だったが。研究所のハイヤーで空港送迎らくらく。
12IPMU凋落
4月に行ったけど閑散としてて、コーヒーもでないし、年に一回という制限ができていて、年末は旅費もでないので、日本には行ったけどIPMUには行かなかった。本郷で学生相手に話した。
13豪、物価高っ
イギリスでインフレーションだなと思ってたら、ドイツはもっとすごくて、お金持ちの研究所でも帰る時はpc電源落とせとか暖房消せとかなってるし、ウクライナ戦争の影響で大変だなと思ってたが、久々行ったオーストラリアはすごいことになっていた。黄色の50ドル札が千円札のように消えていく・・・大変なのはやっぱりコロナの方だったか。


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