2018.10.23: Verdi "Requiem"

売り切れてたが、誕生日祝いにParkettのリターンをゲット。寄付目当ての一日だけの公演。

冒頭、Pappano先生が一人で出てきて、ROHの歴史とかMontserrat Caballeが亡くなったこととか三点をコメント。いったん戻って、オケの後に再登場。

最初は普通だった。テノールくんはのっけからいい声してる。チューリッヒで好演。

2パートのディエス・イレが熱すぎる!この曲しってる、と思ったらエヴァンゲリオンか。。。

その後は独唱と重唱が続く。バスはちょっと弱いかな。メゾは小デブスだが声はまずまず。ナブッコで聞いた。ソプラノがいい声。代役だったがもうけもの。リングでも聞ける。

終盤のリブラ・メはソプラノ独唱からオケと合唱が続く。難しいところだががんばった。ここは頓挫した「ロッシーニのためのレクイエム」のため作曲されていたのを転用したらしい。

最後はディエス・イレの旋律を繰り返しつつ、ソプラノとの合唱でおわる。

いやー、聞けてよかった!よい誕生日になった。

レクイエムにしては劇的すぎるという批判の通り、ものすごく劇的。その後、レクイエムに興味もっていろいろ読み漁る。

ディエス・イレは、恐怖をあおるのはよくないと第2バチカン公会議(1962-65)で外されたらしい。なにやってんだか。その前は100年前、そのまた前は300年前にしか行われてない公会議。開催を押し切ったのがヨハネ23世とパウロ6世で、くっつけて新たな名前にしてしまった1世は在位33日で暗殺された。熱いなあ。

STAFF & CAST


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