まず映像で男がなんか語ってた。字幕ついてるが。説明臭く、読むの面倒臭い。内容忘れた。
ようやく幕が上がると体育館のような刑務所で、下手よりの箱に監守の部屋がある。上手にはベンチが並び、合唱団が刑務所の人として並ぶ。中央にはバスケットボールのゴール。
これで一気にテンション下がって、物語を追う気力がなくなる。。。
黒人ダンサーが一人、ずっとめちゃくちゃに踊り続けるのがうざい。太った男がそれをからかう。ゲイっぽい小柄な男もいる。
赤いスウェットの派手な男(アレクサンドル)が新たに入所してき、監守部屋でなんか言われた後、体育館にきて歌う。
小柄な男がボコられて、上手のベットで治療を受ける。
休憩なしだが後半。水色のミニスカートにブーツを履いた派手な女が出てきて、刑務所の人と一緒に劇中劇をする。監守部屋ははけて、物語毎に奥の小部屋が前後にスライドする。
小部屋で、男が下着姿の人形の女を乱暴に扱ったのち、別の男に刺殺されたり。誰かが殺されると、黒子役の人々が赤い花びらをばらまくのが、微妙にグロい。
そのまま何のカタルシスもなく終わってしまった。。。歌も演奏も特に素晴らしいわけでなく。完全に失敗作。元の音楽は美しいのに残念。
演出Krzysztof Warlikowski、ミュンヘンの「オネーギン」かー。あれはよかったけどなあ。半裸の男たちも綺麗だったし。