2017.12.16: Rossini "Semiramide"

前回と違ってJoyceは万全でさすがだった。空中庭園のアリアもばっちり。女性合唱からアリアへの流れは、ロッシーニのone of the best partsだ。

チケット取った時は気づいてなかったけど、指揮はPappano先生でなく、むしろ丁寧でよかったかも。

前回代役のOroeとAssurも別の人で、大分雰囲気が違った。ミュンヘンの奇抜な映像演出とは違って、先王が棺桶から出てくる演劇的演出も今日はしっくりきた。ロンドン用に変えたのは正解かも。

最後の墓場のシーンはちょっと飽きちゃって、ミュンヘンでとは違って全く泣けなかった。Joyceの感情の入れ方は変わらなかったと思うが。演奏かなあ。こっちの箍が外れるにはあの奇抜さが必要なのかも。

この舞台、オリバー賞とったらしい。ミュンヘン版ではとれなったかも。

STAFF & CAST


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