WagnerはPetrenko、RossiniはMariottiには叶わないけど、どっちも振れてPucciniにしてしまうPappanoはすごいと思う。
ミュンヘンでみたDavid Alden演出。ロンドンの舞台って、ミュンヘンよりはるかに狭いのか。。。三つの写真パネルの壁がはまらない。アッスールの部屋は二枚で三角にしてた。1幕最後のバルコニーの後ろに映像がでてたのか見えず。
期待してたD'Arcangeloが病気降板、オローエも病気で急遽代役。出だしの重唱はいまいちだった。Joyceが出てくれば、、、あれ?調子悪い?頻繁に舞台袖にひっこみ水を飲んでいた。
あの美しい空中庭園のアリアは最悪だった。高音が全くでないのにPappnoが振りまくって合唱がついていけない。拍手しなかったら、隣のイタリア人おじさんが horrible! と言って、全く同感。
前王の復活のシーンは、ミュンヘンでは背後の映像でやってたけど、ロンドンでは実際に棺桶から俳優が出てきた!ご丁寧に毒を盛られて倒れる。ミュンヘンで見た時はAldenらしいがなんだかなあと思っていたのだが、こうして実際にやられるよりは映像の方がいい。
と、隣のイタリア人も言っていた。私も見たよ〜と言ってるのに人の話をきかないおじさん。
休憩のち「Joyceはひどい病気ですが続行します」というアナウンスあり。これでテンション切れてしまって、後半はあまりよく見ていなかった。最後のアルサーチェのシーンはミュンヘンでは泣いたんだがなあ。
唯一、Lawrence Brownleeの高音はスコーンと伸びて安定の出来。