"L'Orfeo" はKeenlysideのDVDもってるがまだ見てない。今日のタイトルロールは、Loy演出で見たフランクフルトの「ドン・ジョバンニ」のおじさん。ドイツでは人気らしいが全然印象に残ってない。てかあの時はオッタヴィオに度肝ぬかれたから。
Christian Gerhaher、ドン・ジョバンニの時よりはよかった。でもずっと裏声で歌うのね。バロックならいいのかな。
でも音楽の緩さもあいまって眠気が・・・日本帰りで疲れてたし。Prinzregententheaterの見やすいよい席だったのに。
他の歌手もよかった、と思う。冥王の妻がすごい拍手もらってた。「Mitridate」でもよかったアルトのAnna Bonitatibus、数回みてる。
演出が、、、舞台面が灰色??の土で、暗かった。音楽の精はチープな羽根つけてるし。森のニンフたちは、結婚式に参加する友達たちで現代的衣装。車がでてきて、オルフェーオが中で新婦となんかしてたり。三途の川の渡し守と冥王とのくだりがよくわからんかった。ドイツ語字幕だし!
音楽は非常によかったから、もっと綺麗な演出で見直したい。
主演後、なんかGerhaherの授賞式があった。ミュンヘンのオペラ座のゲスト歌手に認定されたらしい。すごい拍手と人気であった。元々、ドイツのリート歌手で、最近オペラを始めたらしい。