2015.7.6: Puccini "Tosca" @Milan

指揮がよい!今までで最高の「トスカ」。歌手と舞台はまあまあだったので、アラーニャでみたい。

音が悪いとさんざん文句言ってたスカラであるが、舞台に一番近いオケの真上のボックスで、人が少なくて最前列から乗り出して見られたので、舞台もほぼ見えたしラッキー。一演目に一度の半額デーでもあった。チケット販売法がちょっと違うがコスパよい。

演出はミュンヘンの新演出と同じらしいが、私は初見。

壁のロープをつたってアンジェロッティが降りてくる!一番印象的だったのはそこ。

絵画は上手にあり、教会の出入り口が下手。礼拝客の合唱団がよかった。

2幕、スカルピアの部屋は赤が基調、下手に果物&ナイフがあり、上手に拷問部屋があり、中央のソファーでトスカに言い寄ったのち、刺殺される。トスカは中央の窓から逃走。

3幕、壁は下手側にあり、トスカがかけあがった後に人形が半分出されて幕。ミュンヘンでは下までボトッっと落とされるらしい。

にしても、スカラのオケは昨日とは全く別物、Carlo Rizziもほとんど指揮してないし、立って睨んで、たまに腕をちょっとあげるだけ。それで音がぐぐっと変わる。完全にツーカー、他の指揮者に入り込める余地なし。スカラ座がこんな排他的だとはしらなかった。。。

歌手はまあまあ。Beatrice Uria Monzon、ロンドンのエボリ、FlorezのFavoriteのヒロイン、見た目はいいが。テノールは初見、デブ。一番よかったのはスカルピアZeljko Lucic、悪人がはまる。

STAFF & CAST


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