珍しい演目だが、テノール超絶歌いまくりで、一幕から泣いた。他の歌手もよかったし。いちいち拍手喝采、アンコール要求、スタンディング・オベーションで、予定より30分も長かった。本人は新作でてんぱってたのか、アンコールは苦笑いでスルーだったが。その緊張感がまたよかった。
スペインのカスティーリャ王国の修道士フェルナンドが恋してしまった娘は、国王アルフォンゾ11世の愛人で、一人事実を知らないフェルナンドがじたばたして、事実を知ってめっちゃ怒って、騙すつもりはなかったのよーと泣くレオノーラを許した瞬間、死なれてしまって絶叫!
来年はザルツでオペラやるらしい。ザルツはもう行かないと思ってたけど、行かなきゃ!
オケはモナコ・オケで、演奏はまあまあ、指揮はあからさまに盛り上げすぎて雑。いやMariottiの後だからそう感じるだけかな。。。Mariotti聞きすぎると楽しめなくなるかも。。。彼にはロンドンの音楽監督にでも就任してほしい。
で、なんと幕間にOlgaちゃんに遭遇。パリにいるならFlorezとpuritani歌ってよー。
モナコ王室は芸術振興として有名歌手を集めてるぽい。バス父もバリトン王も初見だがよかった。レオノーラはDaniela Barcellonaの予定がだいぶ前にBeatrice Uria-Monzonに変更。ロンドンの「ドン・カルロ」のエボリで印象に残ってる。暗いがこの愛人役には合ってた。合唱団に金髪女が目立つのは国王の趣味か?