シュトラウスで唯一、複数回みてるバラ騎士。演出は「アラベラ」「夢遊病の女」のMarco Arturo Marelliで、2008年の受賞作だというので、ロンドンのKeenlysideのRigoletto初日をおしぬけての参戦。前日にLundでセミナーやってたからなんだけど。
床に描いてある絵が天井を覆う円形の鏡に映し出され、徐々にスライドして場面が変わっていく仕組み。舞台セットは少なめで家具くらいだが、人も動くし、壮大な感じがする。歌手はどれもいまいちだったが、この舞台は見る価値あり。衣装は割とクラシックで騎士は白だった。
アラベラも家具とともに円形舞台が回転したし、夢遊病の女は二階建ての円形の屋敷だったし、この演出家の特徴は「円」かも。
シュトラウスにしてはましな方だが、最後にハンカチ落としてうんぬんは余計、長すぎ。いい曲あるんだから、2時間くらいに厳選してよー。
シーズン初日なので休憩中にフリーシャンペンが!来てよかったーん。