2014.9.12: Strauss "Der Rosenkavalier" #4

コペンハーゲンのオペラ座は、観光で外から見たことはあったが、入るのは初めて。町中からバスで簡単に行けた。中は三階建ての環状のホールが見渡せて、現代的な透明のキューブみたいなシャンデリアがあって、素敵。

シュトラウスで唯一、複数回みてるバラ騎士。演出は「アラベラ」「夢遊病の女」のMarco Arturo Marelliで、2008年の受賞作だというので、ロンドンのKeenlysideのRigoletto初日をおしぬけての参戦。前日にLundでセミナーやってたからなんだけど。

床に描いてある絵が天井を覆う円形の鏡に映し出され、徐々にスライドして場面が変わっていく仕組み。舞台セットは少なめで家具くらいだが、人も動くし、壮大な感じがする。歌手はどれもいまいちだったが、この舞台は見る価値あり。衣装は割とクラシックで騎士は白だった。

アラベラも家具とともに円形舞台が回転したし、夢遊病の女は二階建ての円形の屋敷だったし、この演出家の特徴は「円」かも。

シュトラウスにしてはましな方だが、最後にハンカチ落としてうんぬんは余計、長すぎ。いい曲あるんだから、2時間くらいに厳選してよー。

シーズン初日なので休憩中にフリーシャンペンが!来てよかったーん。

STAFF & CAST


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