2012.6.24: Richard Strauss "Arabella"

研究会のついでに今回は運よくオペラ2本見られた。初バスティーユ劇場。ガルニエと違ってモダンで、アール・デコ?って感じのモノトーンの内装。

Renee様のアラベラがめちゃめちゃよかった!久々にスタオベしたし。 Gheorghiuに様はつけられないがが、Renee様はRenee様だ。

Renee様、声量はたぶん落ちているのだが、アラベラとしての説得力がすごかった。 演出もよくて(二幕)、あのシュトラウスの冗長なオペラが、これ以上よくなることはないと思う。

全体的に白い舞台。中央下手寄りに大きな回転舞台があったので、さぞセットが動くのだろうと期待したが、家具程度のセットが出入りするだけ。

1幕はアラビアの身の上話に費やされる。長いよ。。。男として育てられた妹ズデンカが三角関係とか。アラビアは白いドレス。

2幕からアラビアは真っ青なドレスで登場。バツイチのマンドリカと出会い、マッテオが失恋。ズデンカがアラビアに化けてマッテオと逢い引きをする。それをマンドリカが見てしまう。

ここのワルツが超かっこよかった。シュトラウスは無駄が多すぎ。。。

3幕、マッテオアラビアに出くわすが、つれない。マンドリカがそれを知って怒る。ズデンカが出てきて真実を告白したのに、まだ長い。

アラビアは、信じてくれないならもういいといって振る。去ろうとしたマンドリカであるが、もう一度戻ってくると、アラビアも戻ってきて、二人は抱き会い、結婚する。

STAFF & CAST


目次に戻る