2011.1
- 11.1.31 録画映画「海猿(2回目)」2004 羽住英一郎 脚本:福田靖 ★☆☆
成長物語だから見やすい。2作目は事件過多だったが。→前回
- 11.1.30 録画映画「叫」2006 黒沢清 ★★☆
ホラーは嫌いだが、やっぱこの監督すごい。CG使いまくりのホラーとは全然ちがって、むしろレトロなギャクだった。葉月里緒奈は恐いけど。小西真奈美も別の意味で恐い。幽霊とは、結局、その人の真実の声、と定義すると、捜査官(役所広司)が自然と犯人に転ずるミステリー。忘れられた者の心の叫びは伝染する、後に残る人間ドラマ。
- 11.1.30 単発ドラマ「歸國」脚本:倉本聰 ☆☆☆
物語として構成されてない。退屈。小栗旬に向井理と出してるのにもったいない。ARATAの喋りがよくない。
- 11.1.29 録画映画「252 生存者あり」2008 水田伸生 脚本:小森陽一 ★☆☆
伊藤英明といえは水攻め。アクシデントが過多でなく、山田孝之など、人間関係も描かれていたのがよかった。香椎由宇は下手すぎ。
- 11.1.29 単発ドラマ「塀の中の中学校」2010 脚本:内館牧子 ★★☆
脚本としてはどうかと思うところもあるが、キャストがみな素晴しく、泣けてしまった。渡辺謙すげえ。
最後の「犯罪者は絶望した人たちだ、絶望する力があるだけ他の人間より上だ、普通の人は絶望する前に逃げてしまう」とかいう台詞は間違っていると思う。
- 11.1.28-29 録画映画「蒼き狼」2007 澤井信一郎 製作総指揮:角川春樹 原作:森村誠一 ☆☆☆☆☆
よくこんなの作るよなあ。脚本、役者、もっとひどいのは超間延びした演出。日本語なのが不思議すぎる。浅野忠信の「モンゴル」とえらい違い。
- 11.1.28 録画映画「天使の恋」2009 寒竹ゆり ☆☆☆
佐々木希は確かにかわいいかも。こんな一番やりやすい役でもど下手だが。携帯小説みたいなひどい話と思ったらその通りだった。唯一、意味不明だが、飛び降りた女の子だけはちょっとよかった、加賀美早紀。
- 11.1.28 録画映画「真夏のオリオン」2009 篠原哲雄 原作:池上司 ☆☆☆
戦争モノだったのか…。潜水艦バトル。ちょっと宇宙戦争に似てる。北川景子がブスに見える。
- 11.1.23 単発ドラマ「99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜」脚本:橋田壽賀子 ★☆☆
戦時中のアメリカでの日系人の強制収容とか第442連隊とか、しらない話だったので、興味深く一気に見たが。草なぎ、松ケンはうまくて、仲間はあいからわず、川島海荷の方がいいくらい。姉妹二人を沖縄と広島にとばした作家に敬意。
- 11.1.22 DVD映画「もがりの森」2007 河瀬直美 ★☆☆
7月にみて頓挫してたラスト。テーマよく、映像もきれいで、二人の演技もよかったが。もうちょっと削り落した方がよくなるんじゃないかなあ。ドキュメンタリーあがりの作家は、映画の定義であるはずの、そういう作業をしなさすぎな気が。
- 11.1.22 DVD映画「銀色のシーズン」2008 羽住英一郎 ☆☆☆
頓挫してたのの続き。やっぱりつまらなかった。ヒロインを救出する描写がなかったり、最後の展開も意外性を狙っただけ。
- 11.1.22 DVD映画「歩いても 歩いても」2008 是枝裕和 ★☆☆
期待したんだがなあ。古き日本の口下手なおやじと自立してない妻、私にはもう美談とは思えない。振り向かないで歩いてくおやじとか、その少し後をついて歩いていく妻とか、むかついてしまった。タイトルの意味がわからなかった。歩いても、歩いても、遠い家族、という割には結構近いし、そんないっぱい歩いているわけでもない。人間関係の描写はさすがだが、とくに後半、無駄が多くて、眠くなった。あまり親しくない従兄弟たちが遊んで花を見上げているシーンは、描写が絶妙で、美しくて、泣けたが。
- 11.1.20,21 DVD映画「The Hours めぐりあう時間たち」2002 Stephen Daldry ★★★
複雑に配置された短いシーンの連続だけで、三人それぞれ一日だけでなく、人生をも描き出すのはさすが。三女優はじめみな完璧な演技。めっちゃ細かく演出つけてるんだろうなあ…。邦題のめぐりあうっていうのは余計かな。出演:Nicole Kidman, Julianne Moore, Meryl Streep
- 11.1.17 録画映画「LIMIT OF LOVE 海猿」2006 羽住英一郎 脚本:福田靖 ☆☆☆
前半は結構面白いと思って見ていたが、アクシデントが続きすぎで、ただただ疲れた。ハリウッドみたい。
- 11.1.16 録画映画「チーム・バチスタの栄光」2008 中村義洋 原作:海堂尊 ★☆☆
原作の勝利か、緊迫感はあった。役者もみないい芝居してた。竹内結子、阿部寛、吉川晃司
- 11.1.15 録画映画「ROOKIES -卒業-」2009 平川雄一朗 原作漫画 ☆☆☆
不良たちがスポーツを通じて更生していくという物語はいいが、それが先生(佐藤隆太)のおかげというのがうざすぎる。ドラマ見なくてよかった。中尾明慶とか佐藤健に比べて、台詞多いのにピッチャーとキャッチャーが全然光ってないと思ったら、市原隼人に高岡蒼甫なんて揃えてたのね。監督次第ってことか。この監督みるの三作目だが、いつも印象に残らないチープな演出。
- 11.1.15 録画映画「剣岳 点の記」2009 木村大作 原作:新田次郎 ☆☆☆
いい役者揃えてるのに、ロケもすごそうなのに、間延びしてた。浅野忠信、宮崎あおい
- 11.1.14 ドラマ「闇金ウシジマくん(数話)」
やっぱり山田孝之はうまくて、一気に数話みてしまった。
- 11.1.11 映画「Venus」2006 Roger Michell ★★★
もう一度みたくてDVD買った。やはりすごくいい。イギリス人すげえ。こういう映画が作れるのはイギリス人だけだと思う。老人と少女という設定は日本人でもできるが、人と人との距離感が日本人にはありえない。日本やアメリカでの評価が低いのも納得。見ているのに関らない。すべての言葉は直接的でなく、冗談に覆われ、知的で、繊細で、されど鋭い。Peter O'Tooleに主演男優賞あげたい。
- 11.1.8 映画「The King's Speech」2010 Tom Hooper ★★☆
よかったけど、わからないジョークが多くて、残念。もう一回みたい。セット・家具もよかったー。
出演:Colin Firth, Geoffrey Rush, Helena Bonham Carter
- 11.1.5,7 録画映画「Lake Placid」1999 Steve Miner ☆☆☆
巨大ワニが人とかクマとか食いまくるギャグホラー。暇つぶしにはなった。Bridget Fonda
- 11.1.4 映画「Somewhere」2010 Sofia Coppola ★★★
ハリウッドの自堕落な有名俳優(Stephen Dorff)のところに、別れた11歳の娘がやってくる・・・
娘を演じたElle Fanning がもー、天使す。めちゃめちゃかわいい。デビュー時のエマ・ワトソンを超えた。この監督、ちょっと顔の歪んだ女の子をかわいく撮るのがほんとうまいよなあ。それから、「自堕落」の描写もたっぷり丁寧でお見事。
初はあまり関心なくて携帯とかいじってたのに、少しずつ確実に仲良くなっていて、娘がいなくなった後、街の夜景を眺めながら、自分の幸せは「どこか」にあるはず、いや「どこか」なんかじゃなくて、娘と別れたラスベガスだ、愛車のフェラーリをかっとばして、フェラーリが動かなくなっても、徒歩でも真っ直ぐに歩いていく。何もかも手にいれて人生にあきあきしてたはずの有名俳優が、まだ成長して、歩いていくんすよ。一瞬もためらわずに止まらずに。美しい。
あと空気よめないイタリア女の描写も秀逸だった。11歳の女の子に「ボーイフレンドはいる?」「コーヒー好き?」って好きなわけねーだろ(笑)
- 11.1.2-3 録画映画「Wimbledon」2004 Richard Loncraine ☆☆☆
ウィンブルドンを舞台にしたテニス・プレーヤーたちのラブコメ。Paul Bettanyがかわいいだけの映画。ヒロインのKirsten Dunstが全くブスなのが残念。
- 11.1.1 録画映画「One Flew Over the Cuckoo's Nest カッコーの巣の上で」1975 Milos Forman ★★★
さすが名作、さすがJack Nicholson。みな狂人なりに自由に憧れる姿が名演で泣ける。野球のシーンも釣りのシーンもよかった。チーフが喋れたことと、ビリーとマックが死ぬこと、驚きの構成もよかった。でもあそこで看護婦長ラチェッドを本気で殺しにかかるのは、やっぱり狂っていたんだろうなあ。西洋的にはラチェッドは明白に悪らしいが、私的にはそうばかりとも思えん…
- 10.12.29-30 録画映画「Deep Blue Sea」1999 Renny Harlin ☆☆☆
遺伝子操作で賢く凶暴になったサメにより深海の施設に閉じ込められた研究者たちが次々と食い殺されていくパニック映画。飽きはしなかったが、トンデモ展開多過ぎ。Thomas Jane, Saffron Burrows, Samuel L. Jackson
- 10.12.22 映画「Social Network」2010 David Fincher ☆☆☆
アメリカン若者早口語ききとれねー。のと、主人公(Jesse Eisenberg)のキャラに嫌悪感を抱いてしまったのとで、寝てまった。Facebook を作ったハーバード大学生たちの話。
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