2006.8.14: プラハIAU国際天文学会3

8時起床、8時半朝食はビュッフェ形式。さすが高級ホテルで、卵焼きとか温かいものも出てくるし、野菜も果物も食べられる。場所が狭くて混んでてコーヒーがなかなかこないのが難点。

終わって部屋に戻る時に、元MPAのAnnetteと遭遇、抱擁して喜ぶ。同じホテルだったのねーっ!それでいきなり「見つけた?」「まだ…」「And you?」「Well...」「Noっていわないのかよ!」とか。

9時からセッション。Tully-FisherとかFundamental Planeとか、、、割とクラシカルな銀河の話、期待してなかったが割とよかった。早くも「Down-sizing 大会」な予感・・・

昼はホテルに戻って、ちょい論文直し。預かっていたタディ先生の荷物を持ってきたのだが、みつからなーーーい。彼の弟子に居場所をきいたら、捨てとけばいいんです、などと冷たくいわれる。・・・大丈夫なのかタディ先生。

2時から午後のセッション。

元MPAのFrankがトークに入っていたので、再会を楽しみにしていたのだが、登壇したのはHMだった・・・彼も同僚なんだが。いつもの感じで語り出し、時間がなくてぼろぼろだった。この会議は時間に厳しい。これは私も減らさなければ。

横から奥の席に入るとき、角に座ってたカエル顔のおやじがじいーっとこっち睨んでるなーと思ったら、カエルだった。私がびびって、慌てて笑顔をつくったら、フンとまた鼻で笑いやがった。カエル、白髪がふえてて一瞬わからなかったそ。これじゃあカエル爺になっちゃうぞ。 ・・・今回は来てないけど、アフロは白髪になったらどうするのだろう。白髪アフロのアフロ爺?うわ、斬新。ぷぷぷ。

GG先生は嫌な奴と評判で、まだ話したことないのだが、なにげに最新の観測をふまえたレビューを文字だけのプレゼンで淡々としてて、ちゃんと先生だった。

夜は、IGM仲間のCPやABの誘いにのって、7時半にIP Pavolovaで待ち合わせ。駅をおりて東側にみえるゴシックっちい二本の尖塔は sv. Ludmila 教会。

集まったのは元ケンブリッジな面子。とりあえずフランス女が30分ほど遅刻、もちろん謝らない。その間、一人が行きたいといっていた結構遠くのレストランに歩いていく流れになってしまう。

歩き出すと雨が降ってきた。教会のような建物のたしかに良さそうな店だったが、満員で入れず。近くに他に手頃なところもなく、もうお腹もすいたので、適当に入ったところは外しかなかった。

雨の中、30分も歩き続けて、パラソルの下とはいっても思いっきり外で、寒くて風邪をひきそう。ついでに某イギリス人のぶちぶち文句つき。前からちょっと変わった奴だとは思っていたが、聞き慣れてくると、かなり笑えるセンテンスで、ずーっとぶちぶち文句をいっている。

狭い店内の数少ない座席の客の食事がおわらないか、立ち上がり、何気ない風を装って、あくまで紳士的に、覗きに行ったのは、絶妙のコメディアンだった。みんなにわいわい言われて「Mom is proud of me.」

料理はまあまあだった。私はビールとビーフグラーシュ。グラーシュって、ハンガリーのは野菜スープだけど、チェコのは肉だけのような。あ、あと初チェコビール、なかなか。

温かいものや甘い物が食べたいと、他のカフェバーに移動。私はホットチョコをいただく。ほおーっ。・・・8月なのになあ。店内はロマネスクっぽい低い天井とアーチの柱で、内装はアジアの自然っぽい装飾でなかなかよかった。

適当に歩いてNarodni Tridaから地下鉄を乗り継いでホテルに戻って寝る。


目次に戻る  次の日記に行く