2006.7.13: リヨン研究会5

午前2時頃に目が覚めた。明日は発表だ。トークの準備をせねば。

最近よくやってる話なので、とくに何も準備していないが、そう時間はかからないだろうと思っていたが、、、なんだかんだで4時半くらいまでかかってしまった。朝6時半にまたちょっと思いついて目覚めたのでイントロの図を一枚足す。

8時半に出て9時に会場に着く。AFさんに久々にあう。あなた今日の最初のトークなんだから、女の子と挨拶しまくってないで、さっさと話はじめなさい。

この研究会、招待講演の観測家たちが、いまいち二流なのはいたしかたない。それは主催者の努力と人脈できまってしまうからなあ。そもそも私的にこの研究会は、新しいネタを仕入れるというよりは、皆がいかにやっていないかを知るためにある。

ランチはまたイタリア人とかと。10人も集まると、店になかなか入れない。入ったカフェで、クレープがなかったので、サラダのみ。フランスのサラダはおいしいなあ。ドイツのはドレッシングがいけない。

5時から今日最後のトークは私。午後になって部屋の気温はぐんぐん上昇し、私は暑いのは割と平気な方だが、そこで喋るのはさすがにしんどかった。喋り終わると途端に集中力が途切れて質疑応答が・・・

ちょっと人々と議論したのち、6時半に会場を出る。今日はコンファレンス・ディナー。8時からなのでちょっと時間があるから、観光だな。ホテルに荷物を置いて着替えてから。

Bellcour で降り、昨日時間がなくて渡れなかった赤い橋を渡り、St. George教会にいく。工事中。中には入れたが、いまいちそそられるものはなかった。内陣のステンドグラスも色ガラスだけだし。神父さんが話しかけてきて閉めると言うので出る。

St. George 教会

そこから少し北へ、St. Jean教会まで、旧市街を歩く。古い小綺麗な建物に囲まれた細い道。まだここは中心地ではないが、レストランも既にちらほら。

St. Jean教会には、もう閉めると言われて入れなかった。裏に回ると庭みたいになっていて、遺跡なのか、巨大な円塔や門の残骸が残されていた。

北の歩道橋を渡って東岸に戻る。Fourviere大聖堂がまた眺められる。手前の柱がずらりと並んだ大きな建物は、名前から察するに裁判所だろう。

裁判所

コンファレンス・ディナーの会場は東岸の川岸のレストラン。住所で探していくと、他の参加者がたくさん集まっていた。

和田さんとかCNとかと同じ席で、政治の話とかしてたような。「日本には女性の総理大臣はいないの?土井たか子は?」「彼女はもうほとんど引退したよ」とか。そんな外国に知名度があるとはしらなんだ。

食事は、キールに始まり、コンビーフみたいなやつ(違)、鴨肉、カマンベールじゃない丸くて白いチーズおいしかった、チョコレートアイス、カフェ、赤ワインいっぱい。まあまあ。

会場が、昔のクリプトかワイン蔵か、天井の低い石造りの地下室で、すごい雰囲気がよかった。アンティークな家具とか飾り付けもいい。電灯はなくて照明はテーブルの蝋燭のみ。

帰りはイタリア人のおっさん二人に送ってもらった。イタリア人には二種類あって、暗くて真面目なハゲと、ひたすら陽気なエロおやじ。二人とも前者だが、ちゃんと送ってくれるのはさすがイタリア人。


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