舞台は三分割、下手はホテルのラウンジ、中央がベットルーム、上手はトイレ!覚えのある嫌悪感はKatie Mitchellだ。1幕後にもブーあり。
ベットルームにいた女二人、若い方Kristaがトイレにいって用を足す!三分割舞台の上でずっとチャットが映し出されていたらしい、見えなくてよかった!
年上の女はオペラ歌手エミリア・マルティで、ラウンジで男たち(司法書士Vítek, 弁護士で若い女の父Dr Kolenatý, Albert Gregor)と話す。グレゴル家とプルス家の遺産相続に必要な書類の場所を言い当てる。Baron Joseph Ferdinand Prusの愛人がEllian MacGregor、その息子Ferdinand、その子孫がAlbert Gregorだと。フェルディに財産を譲ると書いた遺書。
暗転のち、二分割の舞台。下手はプルス家?上手はどこかのオフィス?
Gregorがエミリアに言い寄ると、ギリシャ語で書かれた別の書類を渡せと言われる。フェルディが子供だと証明する書類。
一方、Kristaは、恋人Janekが売って金にできるように、エミリアの私物を漁る。この恋人が敵対する相続人Jaroslav Prusの息子、ややこしい。
弁護士二人とこの親子が戻ってきて、遺書はあったがギリシャ語の書類はなし。
2幕、オペラの後。KristaはJanekをふる。Janekはエミリアに言い寄るが相手にされない。エミリアはKristaが自分の物を盗んだことに気づく。老人Count Hauk-Šendorfがきて、エミリアが前の愛人に似てると言う。
Kristaが古いアルバムをみつけて、素性を明かす。Prusがエミリアに書類がほしかったら俺と寝ろといい、女二人が抱き合い、KristaがJanekを銃で撃つ!あれ、こんなのあった?
3幕、Prusがエミリアと寝たが、死人のように冷たかったと言う。Janekの死の知らせがくる。老人がまたきてエミリアを誘う。
彼女は300年生きていた!長生きの処方を求めていた。彼女はベットに横たわり、救急隊がきて点滴などするも、ご臨終。処方はKristaに託される。
Jakub Hursaの指揮はJanacekのミステリーオペラの意外に美しいところを引き出していてよかったが、舞台や演技とまったくあってないまま。物語が全然頭に入ってこなかった。
前にパリで見た時はKarita Mattilaが良かったんだがなあ。ゴリラとかプールでてきた舞台セットもこれに比べれば断然よかった。今日は歌手も全体的にいまいち。