2024.7.7: Rachmaninoff "Aleko"

会場に入る前にローズガーデンでSir David Pountneyを見たような。来季の演目紹介で来てると言われてたから、やっぱりそうだった。

Double Bryn Terfelと題した1幕オペラ二つ。「La Gioconda」もよかった同じStephen Medcalfの演出。

二階建ての家、一階にはヒッピーがたむろしていて、現代的なダンスを踊る。これがよかった。

黒スーツのBryn Terfelが自転車に乗って登場!彼には妻と娘がいたが別れ、今はヒッピーに自由な場所を提供し、その中の小太りで小柄な若い女を妻にしてる。

彼女の父があいつはあばずれだと言う通り、彼女はこれまた小太りで小柄な革ジャン男と浮気をしていた。

夜、Alekoが浮気現場をみつけ、男を殺す。女は二階に追い詰められ、私の席からは見えないが、殺された。

すごい緊張感であっという間。プーシキン原作の悲劇。

2024.7.7: Puccini "Gianni Schicchi"

後半は過去二度みたプッチーニの有名喜劇、有名アリアの定番。それを同じ舞台でやる!

親戚が集まる中、金持ちが病死して、遺産想像どうしようとなったところで、真っ赤なライダースーツでBryn Terfelが登場!そうきたか〜。インチキくさいGianni Schicchiを好演。

彼の娘Laurettaに気があるRinuccioを操って、全財産をだましとる。「私のお父さん」と「フローレンス」のアリアが美しい。まあ、出来はまあまあだったが、有名歌手の聞いちゃってるので。

Gianni Schicchiは二階のベットに横たわり、死んだ男のふりをして医者と話す。ついさっき妻を刺し殺したベット。。。いやー、あっぱれな演出と演じ分けたTerfel!

STAFF & CAST


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