2022.6.9: Ponchielli "La Gioconda" @Garange Park

初見で、2020年にチケット買ってたが中止になった演目。期待してた同じキャストでよかった。

前説女が短い知らせがあると、Joseph Callejaがコロナで、がーん、でも歌うと、ほーっ。そのあとはまた寄付くれ話。

合唱団が踊りながら歌う。ハゲ男の密偵バルナバ。盲目の母チエーカが民衆に魔女だと足蹴にされ、黒いドレスのジョコンダがかばいきれない。出てきた王子風衣装のエンツォが鎮めようとするが声が出てない!これはつらいな・・・

続いて出てきたカラフルドレスの金髪ラウラが助ける。Ruxandra Donoseの歌もいい。母が礼にロザリオを捧げ、名前をきいたジョコンダが動揺する。女三人の歌がいい。

場面かわって港、奥の一団高いところが船着き場になっている。エンツォがラウラと密会。彼が去った後、ジョコンダが来て恋人を返せと迫るが恋敵には母のロザリオがあった。買った時Agneta Eichenholzと間違えてたのだが、Amanda Echalazの怨念こもった歌はいい!

なのに、ラウラの夫アルヴィーゼ宗教裁判所長官がきたので、彼女を船で逃がす。エンツォが戻ってきて、ラウラは帰ったよーんと告げたのに、自分は見向きもされず、エンツォは火を放って去る!舞台奥に火がボー!!

休憩のち、黄金館、黄金のカーテンがいい。軟禁状態のラウラにアルヴィーゼが死ねと。ジョコンダが忍び込んできて、彼女に仮死の薬を飲ませる。アルヴィーゼがそれを見て死んだと思い込む。

半裸の男性バレエが中心に踊る。合唱団たちが金の枕を投げ合っている。バルナバがチエーカを捕まえてきて、忍び込んでいたエンツォも捕まる。ジョコンダがバルナバにいいなりになるから彼を助けてくれと。。。

そこへアルヴィーゼがきて、カーテンを開くと舞台上空に蜘蛛の巣のように這った鋼にラウラが吊られている!!嘆くエンツォ。。。声が。。。

ジョコンダが一人、瀕死のラウラを見つけ、助けるべきか悩む。ここの歌もよかった。バルナバが来て、自殺を決意する。なのにエンツォが来て、墓をあばいたのかと罵らる。なんて不憫な・・・殺されそうになり、自殺よりいいと喜ぶ。

ラウラが目覚めて、事の次第を告げ、救われるのかと思いきや、エンツォはラウラと逃げて、やっぱり自殺。死に間際にバルナバから母も死んだことを知らされ、どよーん。

名作とは思えない鬱展開に拍手も少なめだった。

STAFF & CAST


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