徹夜で朝7時のフライトで来たまま仕事いったので眠かった。前売り抽選で買ったチケットはギャラリー横の最前列で、オケから音がばらばらに来るので、バランスが非常に悪かった。
2019年にみた演出、いいと思ったんだけど、二度みると飽きる。おっさんたちの区別がつかないのも同じ。
全体的に暗い舞台で下手にバーがある。中央の橋の上に立ってる男の顔がギャラリーからだと見えない。。。最後のシーンでミニーと話すまで、Kaufmannほんとにいるのかってくらい聞こえなかった。
休憩のち二幕は中央に小さく固まっているのでよし。ミニーの上にやってきていきなり壁ドン、ベットに押し倒し、、、でもいまいち演技が決まってない。
ランスら数名が来て物置に隠れるも、素性がばれて外に逃げ、バンバンと撃たれる。ミニーが慌てて外に飛び出し、頭から血を流す彼を抱き入れる。またランスが来て、梯子で天井裏に隠れる。ミニーとランスがトランプで駆け勝負したのち、ランスがベットにしたたる血に気づいて捕まる。
小休止のち三幕。また暗い荒野で上手に絞首台。思いっきり首釣りされそうになるんだった。首つりされながらも蕩々と歌って降ろしてもらい、ミニーもやってきて蕩々と歌い、二人で逃がしてもらうことになったとさ。やっぱりこの物語はいまいち。
プッチーニの音楽、ところどころオペラ座の怪人とかぶる、あっちがマネしてるんだろうけど。Daniele Rustioniの指揮は好きで、もう11月は振らないので、それも目当てだった。音が軽くてそれぞれの楽器のメロディがよく聞こえるのはいいが、ギャラリーの横の席はオケから直でばらばらにきてしまうのか、完全に分離しててものすごくバランスが悪かった。ギャラリーには何度も座って、Petrenkoの時なんか音が筒みたいにあがってきてかえっていいと思ったのだが、これは誤算。いや私の耳がよくなっただけか?眠かったからか?
Malin Bystromはいい、金髪で映えるし、気っぷのいいミニーにしては声が細いかもしれんが、ちゃんと歌えてる。Anja Kampeより全然いい。
いろいろ残念。カウフマンなのにチケット余ってて、当日でもっといい席を買えばよかった。