2020.10
- 20.10.31 amazon映画「Red Turtle」2016 Michaël Dudok de Wit ★★☆
二回目でもシュールだ。さすがに結末しってると一回目ほどは楽しめなかったが。
- 20.10.31 amazon映画「The Professor and the Madman 博士と狂人」2019 P. B. Shemran, non-fiction:Simon Winchester ★☆☆
オックスフォード英語辞典を作った二人が、ドクターなしのおじさんと、ドクターありのキチガイ殺人者だったことに驚き。嫌味な教授にLaurence Fox。「舟を編む」に似てる。
- 20.10.30 amazonドラマ「The Man in the High Castle」2015-19 ★★★
第二次世界大戦で枢軸国が勝っていたという設定。アメリカは三分割され、日本の太平洋州ができている!もうこれだけで胸熱。原爆はワシントンに落ちていた!!東米はめちゃナチで敬礼しまくり殺しまくり。主人公はアメリカ人のジョン・スミスなんだが。一方の西米は憲兵隊はいるものの割と平穏で、通産大臣が平和主義者だったり。主人公はアメリカ女のジュリアナで、妹がレジスタンスに荷担して運んで殺されたフィルムを見たことで、いきあたりばったりの闘争生活に突入。元々思想がないので、行動に一貫性がないのに、なぜか男達に愛されて助けられる。ユダヤ人の恋人フランクと同棲中なのに、中立地帯でナチの工作員ジョーと恋に落ちる。いったりきたりしたのち、ジョーを助けたことで(シーズン1)東米に亡命するはめに。
シーズン2、フランクがとちくるって日本の核実験施設を爆破。一方、ヒトラーが病死し、後を継いだジョーの父ホイスマンが米統一めざし戦争を始めようとする。スミス家は、彼の息子が障害者で自殺志願したことから家族が崩壊するのだが、スミス自身は出世街道をひた走る。最終回、秘かにベルリン入りして田上→木戸→スミスと渡ったビキニ実験の映像で戦争回避のちホイスマンとジョーを逮捕し、フォルクスハレで敬礼を受ける!ヒトラーの膨大なフィルムコレクションが見つかり、スミス息子が旅立ち、ジュリアナは死んだはずの妹と再会、すごい神回だった。。。
シーズン3、マルチユニバースを行き来できるポータルを開発中ということでオチがわかってちょっとがっかりなのだが。フランクの友人エド、ジョーの一時的恋人ニコールの同性愛ネタをはさみつつ、ジュリアナはジョーに再会して殺し(episode 5)、片端になったフランクと再会して別れ、第三の男ワイアットと再逃亡して、ポータルを破壊しに行ったものの、実験成功を目撃して捕まって、別世界にジャンプ!彼女の話より、フランクの改宗とスミスのReichsmarschall就任式の同時中継(episode 6)、自由の女神破壊のちヒムラー暗殺未遂(最終回)の方が熱かった。
シーズン4、いきなり田上が死んでる。。。これで平和的解決はなくなり、太平洋州は黒人共産反乱軍のテロで、昭和天皇が早期撤退を決める。なにしてくれんの!東米ではまたベルリン行ったスミスがヒムラーを殺してクーデター起こし、Reichsfuhrerに出世。でも別世界の息子に入れ込むのを妻にドン引きされ、死んでしまった。。。ジュリアナの目的はポータル破壊だったはずなのだが、いつのまにかスミス暗殺が目的になってて、最後は別世界から来たぽい人々を歓迎してて、あれれ?
- 20.10.25 放映映画「MacArthur」1977 Joseph Sargent, 史実 ★★☆
かなり史実に忠実ぽい、平和憲法を提案したのは幣原喜重郎だったり。ただの戦争好きの実体をGregory Peckがうまく出していた。
- 20.10.18 TV Queen Live: A Night at the Odeon - Hammersmith 1975 ★★★
二回目でもよかったー。IIからの曲が熱い。
- 20.10.18 TV Queen documentary ★★☆
インタビュー形式。メアリーあげだが、それは真実なのであろう。
- 20.10.18 放映映画「The Greatest Showman」2017 Michael Gracey, 伝記 ★☆☆
サーカスを作ったP・T・バーナムの伝記ミュージカル。Hugh Jackmanのダンスのキレがよく、相棒役のZac Efronが完敗。Rebecca Fergusonの歌は吹き替えバレバレ。予想外に音楽とテンポがよく楽しめた。
- 20.10.17-18 amazon映画「1917」2019 Sam Mendes ★★☆
ワンショット風でとった若い兵士二人、一人(Dean-Charles Chapman)の突然の死と、もう一人(George MacKay)が意志をついて伝令をつとめ千人ほど救い、故郷への思いを変える。数が小さい。。。出会う上官はチョイ役なのに大物役者ばかり(Colin Firth, Benedict Cumberbatch)。
- 20.10.17 放映映画「The Adjustment Bureau」2011 George Nolfi, novel:Philip K. Dick ★☆☆
若い議員候補(Matt Damon)がダンサーの女(Emily Blunt)と出会うが、運命調整局に阻止されながらも再会し、運命を取り戻す。まあまあ。
- 20.10.13-17 BBCドラマ「The Luminaries」全6話 ★☆☆
ニュージーランドに向かう舟で出会った男女は誕生日が同じで痛みを共有するが、それは裁判で言っても信じてもらえないので、別のストーリーで男が牢屋に入り、ジャンキーになってた女も救われる。魔術イベントを主催する女が不倫相手の前科者と結託して夫の砂金を奪う。砂金ってこんな簡単に拾うの?
- 20.10.12 放映映画「After the Storm 海よりもまだ深く」2016 是枝裕和 ★☆☆
2回目。うーん、やっぱり阿部寛のダメぶりに共感できない。この嵐の後に彼が変わる気がしない。硯売って30万手にしたのに養育費払わないし。それ口実に会うためなんだろうけど、あなたお金もってたら使っちゃうでしょう!まあ、変わらない、のが主題なんだろうなあ。それでも子供は父が好き、と。樹木希林など役者の演技はみな素晴らしい。きれいにまとめすぎた「そして父になる(2013)」の反動で、監督が描きたかったのはこっちの良多なのであろう。
- 20.10.11 放映映画「Equals ロスト・エモーション」2015 Drake Doremus ☆☆☆
Ridley Scott総指揮、安藤忠雄の現代建築で日本ロケ。建物はよかったが、テンポが遅く、つぶやき台詞は聞こえないし、めちゃくちゃ退屈。主役二人の演技が、、、Nicholas Houltはましだが。感情のない演技じゃなくて単に感情がない、簡単に予想された感動を完封するKristen Stewartの破壊力。。。結末がロミジュリ(女が死んだという情報をうのみにして先に薬を飲む)だった事も気付かなかった。男は感情をなくしても記憶はあるみたいで、二人で電車にのって手をつなぐ、物語としては悪くないんだが。使われたのは長岡造形大学(新潟県長岡市)、埼玉県立大学(埼玉県越谷市)、MOA美術館(静岡県熱海市)、淡路夢舞台(兵庫県淡路島)、狭山池博物館(大阪府大阪狭山市)、行って見てみたい♪
- 20.10.11 放映映画「Memento」2001 Christopher Nolan, pitch:Jonathan Nolan ★★★
新しい記憶を保てない男(Guy Pearce)が、妻を殺したJohn Gに復讐するが、それは三度目で、本物を殺した後の笑顔の写真があり、警官Teddyに誘導されて薬の売人を殺してその車を服を奪い、売人の彼女Natalie(Carrie-Anne Moss)に騙されて別の売人も殺人未遂、実は妻も殺されたのではなく自分の過失致死で、真実を告げたTeddyを殺す決意を刻んで実行する。結果的にNatalieの復讐になったわけで、彼女がどこまで自覚的だったかは謎。という、複雑な物語を、時系列でやらない!!カラーとモノクロの二つの時系列の平行なのだが、カラーは逆順。。。見終わった後すぐに最初から見直した。それでも飽きなかったのはさすが。
- 20.10.10 放映映画「Raging Bull」1980 Martin Scorsese, 伝記 ★☆☆
これが噂のデニーロが体重増減したという伝説の映画か。彼の壊れたボクサー演技は素晴らしく、弟も若い妻もよかったのだが。モノクロでボクシングに興味がないもんで。。。実在のミドル級王者ジェイク・ラモッタ。世界王者挑戦権を得るために八百長したのがわかりにくかった。
- 20.10.10 放映映画「I, Tonya」2017 Craig Gillespie, 伝記 ★☆☆
トリプルアクセルを飛んだ初のアメリカ女トーニャ・ハーディング(Margot Robbie)の伝記映画。同時代なのに伊藤みどりが全然でてこないのが不自然すぎる!クリスティ山口と佐藤有香の名前は出てきたのに。最初のスケートシーンの直前、黒と金のスケーターはクリスティ山口の衣装とそっくり。トーニャ・ハーディングは夫がライバルのナンシー・ケリガン襲撃事件を起こしたことの方が圧倒的に有名らしい。スケートシーンはまあまあだった。トリプルがダブルにしか見えないんだが。。。毒母(Allison Janney)の演技はよかった。
- 20.10.5 放映映画「A Matter of Life and Death 天国への階段」1946 Michael Powell,
Emeric Pressburger ★☆☆
衝撃的だった「The Red Shoes」と同じ監督。赤の色づかいが似ている。パラシュートなく墜落したパイロット(Anton Walbrook)が生き残り、死の間際に話したオペレータに会いにいく。天国の使いが迎えに来るが、裁判して、彼女が身代わりに名乗り出たことで、命を勝ち取る。
- 20.10.4 連続ドラマ「Battlestar Galactica Season 4」★★★
古文書にそってずっと追い求めていた地球は核戦争で崩壊してて、スターバックが戻ってきたのは意味なかったが、敵の城を壊しにいった後、彼女の覚えていたメロディを入力し、この地球に辿り着いた最終回前はすごかった。最終回もいい感じにまとめて、名作。まあ、最終回はどこで終わってもよかったけど。結局、13番目の民族はサイロンで、彼らが前の地球をみつけて壊し、生き残りの5人が今のサイロンを作って、2000年後に人類を助けたと。今のサイロンが永久に残る和解案で決まりかけたけど、一人のサイロンの人間への愛が勝ってこの地球に辿り着いた。チーフは一人で生きていくんだろうなあ。スターバックはやっぱり死んでて、projectionだったのか、実はアポロは会ったその日に彼女に恋をしていて、彼女は追いかけようとすると逃げる鳩だった。ずっとアポロのぐだぐだを嫌ってたけど、好きになっちゃった。
- 20.10.4 放映映画「トラ・トラ・トラ!」1970 Richard Fleischer, 史実 ★★☆
一部は日本語なのはよいが、総じて演技が悪い。映像と音響はいいのに、もったいない。物語も詳細でよかった。元は黒沢が日本側の監督だったらしい。山村聡
- 20.10.3 TV「John & Yoko: Above Us Only Sky」★☆☆
ヨーコ上げしすぎのドキュメンタリ、imagineができるまでで終わった。
- 20.10.3 放映映画「Casino」1995 Martin Scorsese, 実話 ★★☆
情報過多の語りでまくしたて、音楽がやたらうるさい定番スタイル。ラスベガスで財をなした天才賭博師が、友人(Joe Pesci)は悪いし、悪妻(Sharon Stone顔でかい)に金とられ、FBIに一網打尽に。主役三人はよかった。Robert De Niroかっこいい。
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