アジア風ではあるがシンボリックなモノトーンの衣装。舞台もほぼ木の床のみで、上手側にうねる通道が違う家で描かれているだけ。着物を汚く着崩されるよりはましか。加えて、舞踏のようなミニマムな所作!
有名な指揮者(Jader Bignamini)らしいが、、、攻撃的に押しまくる。ソプラノ(Elena Stikhina、初見)はBruennhildeのように叫びまくる。それで1幕はテンション落ちてしまったが、2幕はがんばった。子供が金髪で美形だった。歌手は悪くなかったが、演奏がでかいので、盛り上がるとかき消されてしまう。
Pucciniの女キャラはほんとうざい。ミミ、トスカ、、、無能なのに図々しい。不幸に死んで全然オッケー。中でもこの演目は嫌いなので、あまり見ないようにしているのだが。
でもすごいスタオベだった。。。
この指揮者は元クラリネット奏者で、「強烈なカリスマ性に破天荒なキャラクター」って書いてあるや。どうりで合わないわけだ。見たの二回目、前回は好きだった演目の再演なのに嫌いだった。
ロンドン演出のJahoの方がはるかにいい。