2018.4.7: Mozart "Die Zauberflöte" @Berlin

ずーっと工事してた旧東オペラの劇場、まだ回りは工事してるが、Schiller Theaterからついに移動。きらびやかでいいけど、舞台は小さい。。。声がよく聞こえるのはいいが、大型セットは入らないだろうな。まあ、西のDeutsche Operとの差別化という面ではいいかも。

昨日とはレベルの違う、全く違うアートだな。

板に描いた舞台セット、衣装は割と豪華だが、順番に出てきて歌うだけの学芸会演出。歌手のレベルは全体的によかった。Rene Papeのザラストロが目当てだったがタミーノが声量もありいい!

冒頭、三匹の大蛇の口から三人の魔女が出てきたのは珍しい。夜の女王のシーンは板がはけて電飾のみの天井がつるピカの床に反射して綺麗だった。せっかくなのに紗幕が下りてきて、月に乗ってでてきて歌う・・・

パミーナも声がかなりいいし、見た目がかわいい。胸があいた水色のシンプルなドレス。見た目若そうなパパゲーナだけ弱い。まんな緑の鳥衣装。学芸会にしてるのはこれだ。黒人もまんま黒人メイクで出てくる。弁者たちは白の衣装にとがった帽子をつけている。

前半はまあ物語が進むので見られたのだが、後半は夜の女王のアリアを聞いた後は、延々続く無意味な物語で退屈した。アリアはかなりよかったので、あれリピートで聞いてた方が楽しめる。

いくら音楽がよくてもガキの作った物語に感動なんかできねえ。McVicar演出くらい良くないとなあ。

STAFF & CAST


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