見所は終盤の「オテロ」、スカラでみたロッシーニの難作。悲劇なのにタッタララッタラというロッシーニのいつもの軽快なメロディが裏でずーっとなってるのが難しい。が、Cecilia Bartoliの嘆きはそれでさらに増幅した!
そしてVillazon、愛しても信じられないオテロをあつーく表現。コンサート形式とは思えない二人の熱演に、涙ぼろぼろー・・・まわりからもすすり泣きが聞こえていた。終わってから速攻で立ってブラボー。珍しいオペラなんで、全員総立ちではなかったが、私の他にも一部のマニアは熱狂してた。
カーテンコールではメジャーな曲を3つくらいやって、「乾杯の歌」でおわり。Villazonのアルフレードも熱くていける。風邪だからシャンパン飲まないよーとノンアルコールビールみたいなものを一気飲み。ロイヤルの「traviata」やっぱり行こうっと。
今年のVillazonは、ミュンヘンで話題の新作オペラ「South Pole」と「ユダヤの女」、ベルリンで「ジュリエット」と、珍しいオペラに出まくり、声がでなくなっても攻めてるなあ。ファンも大事にするし、ほんと偉い。