序曲。うーん、スカラ座音悪い、、、またボックス奥にしてしまったので。序曲は何かの使い回し。白っぽいふわふわドレスのDesdemonaが中央下手よりで嘆いている。このドレスはかわいいが、下に白シャツをきてるのがちと難点。
1幕、中央に奥から細長いテーブル、背景は白いカーテンのみ。晩餐が運び込まれ、タキシード姿の男達がわらわら出てきて席につく。はいそこに目をひくイケメン風は我らがJuan Diego Florez、足の悪いヴェネチア総督の息子Rodrigo。水を注ぎにテーブルにやってきたDesdemonaを立ってじーっと見送るのがエロいっす!!
トルコ軍を破って総督に表彰されるムーア人のオテロ、ガングロメイク。アリアはよかった。他の人とはハグしてたのにRoderigoとは握手だけ。
場面かわって、Iagoが椅子に足を投げ出して悪い算段。ラブレターをみせて彼女からお前宛だとRoderigoをそそのかす。Roderigoがイエス!ってかわいい。二人でフェンシングで剣を合わせながら合唱。(ここ、4日のIagoは緊張気味だったが、7日はふてぶてしくてよかった。)
場面かわって、Desdemonaが侍女Emiliaに嘆く。どでかい本を開き、黒板でムーア語?の勉強をする。侍女のドレスがおばさんなのにチューリップ型で裾短いしなんかへん。(7日には上手のカーテンからIagoが覗いてるのが見えた。)
IagoがやってきてDesdemonaをいきなりテーブルに押し倒す。こらこら。逃げられた。
そこへDesdemonaの父Elmiroと、Rodrigoがやってきて、Rodrigoに娘をやると。結婚式の道具なのか、でかい筒型の箱をIagoが持って行く。
また人々がわらわら出てきて、白い花輪で飾られた椅子が中央に出される。DesdemonaがRodrigoと一緒に座らせられ逃げようとする。Otelloがやってきて怒る!
1幕はなんかぐだぐだで長かった。指揮がよくない!
休憩のち2幕。RodrigoがDesdemonaに愛を告白!FrorezのCDにも入ってるこのアリア、難しく長いけど、完璧お見事!でも演奏がいまいち遅れ気味でちょっと歌いにくそう。いきなりアンコールでたけど、指揮者が先に進めてしまった。でもDesdemonaにはふられた。(4日の方がアンコール多かった。7日は間髪入れず先へ進む。)
Desdemonaは侍女と一緒に手紙の束を狂ったように探し、破って皿に入れ、火をつけて燃やす。
場面かわって、Otelloが悩んでいる。Iagoがやってきてラブレターをみせる。宛名がないので、Rodrigo宛だと言われて信じて怒る。
そこへRodrigoがのこのこやってきて、友達になろうヨ、決闘だ!金と銀の甲冑をそれぞれつけて、ロープと群衆の囲いの中で、またフェンシングやりながら合唱〜。Desdemonaがやってきて、やめて〜〜
2幕はテンポもいいし、あっという間。Frorezの圧勝!
休憩のち3幕。いきなり棺の乗った船が運ばれてくる。Frorezが死んだの・・・?
オレンジ色のガウンに着替えたDesdemonaが、侍女に訴えつつ、その上に寝転んで、そのまま寝る。これもCDに入ってるアリア、超絶難しくて長いけど、完璧お見事!演奏が続くならbravaのタイミングなし。
お揃いのガウンのOtelloがやってきて、悩んで、殺しちまったー。
そこへ人々がわらわら出てきて、殺されたのはJagoで、悪事を告白したと、父も結婚も許すと。でもオレ殺しちゃったし!
早すぎるほど悲劇でざっくり終わるのがロッシーニ風。すげかった〜
カーテンコール、ブー入り交じりだったのは・・・指揮は悪かった、舞台もいまいちだった、指揮者が出てきた時のブーは分かる。でも最後に歌手達が並んだ時ですら、、、オテロに殺すなという意味なのか?わからん。
7日は、、、まさかのOlgaちゃんでブー・・・。一人のおっさんが。Florezはさすがにbravoだったけど。悪くなかったけどなあ、全体的には7日よりよかったと思うが。