2014.4.26: Verdi "La traviata"

Damrau復活!そして激太り(爆) 一昨年のFlorezとのMeyerbeer競演の企画は流れ(産休で)、久々のロンドン登場。2月のバルセロナのLa sonnambulaも降板(NYは出たらしい)。

黒髪で、このおばちゃん誰だと思った。顔丸いし、腕とかすごいことになってるし。。。1幕は声も全然でてなくて、乾杯の歌も全然印象なくて、Damrau終わったかと思った。Richard Eyre演出は何度みても素晴らしく(この作品はこの演出がベスト)、白い丸いドレスも美しいはずなのに。

ところが1幕後半の高音から声がでてきて、このロールってこんなに難しかったんだ、Gruberovaが歌った時はこんな感じだったか、と思った。

休憩のち2幕、パリの家。初・ディミ様。。。冷血なパパさんだったなあ。白髪で背が高く、杖はなし、細目の目で睨んで、Violettaに別れろと。バカ息子には帰ってこいと。プロヴァンスも全然響かなかった。うーん、残念。Keenlysideの方が百倍いいや。ディミ様、他の公演ではもうちょっといいらしいが。。。

2幕後半はジプシーのダンスと闘牛士風の劇中劇ダンスがあり、最後に黒いドレスで嘆くViolettaも圧巻。

休憩のち3幕は光差す寝室、やっときたAlfredoに抱かれ力強い高音を響かせるもご臨終。白いネグリジェでどたどた舞ったのはご愛敬。Gheorghiuはヒラヒラ舞ってたんだがなあ、高音は全然でてなかったけど。

Damrauは高音を一度もはずさなかったなあ。声はだいぶ太くなったが。Aminaは合うか謎だが、Luciaとかでみたい!

Alfredoも声は出てたが薄かった。ここは若く情熱的なGrigoloでみたいなあ。

しらない指揮者だったが、えらい丁寧でためまくり、Damrauもためてたから、Mehtaが振る時の1.2倍くらいだった気が。

STAFF & CAST


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