2012.5.5: Puccini "La boheme" #4

またボエーム。バルセロナでも2回みた。ロンドンも歌手がいいので2回。と思ったら、Anja Harterosにキャンセルくらった。

1幕は4人の男が暮らす家。中央に階段、上手の玄関へとつながる。奥に一段高く画家のスペース、絵がかかっている。階段を降りると下手に暖炉とテーブル、上手にベット。ボエームの舞台装置はどれも似たような感じだが、ミュンヘン版(Otto Schenk)が一番コンパクトで綺麗かな。

音楽家くん哲学家くんが食べ物を持って帰ってきて食べようとすると、大家がきて、ワインを飲ませて追い返す。ロドルフォが一人残ったところで、ミミがやってきて、具合悪くなってよろめき、鍵をなくして、手がふれあい、恋に落ちる。で、「私はミミ」

2幕、子供に囲まれておもちゃ売りの男が下手から出てくる。上手は二階建てのカフェで、ミミらが席につく。下手よりの隣のテーブルにムゼッタとパトロン。ムゼッタが歌って暴れて、ミミらの分までパトロンに支払いをおしつける。ここの演出はバルセロナ版(Michael Scott)が非常によかった。

3幕、雪が降りしきり、上手に荷車、下手にバー。中央の門から毛布をかぶったミミがやってきて、出てきたマルチェッロと話し、ロドルフォも出てきて、一気に別れ話になる。

4幕は1幕と同じ家。男4人がふざけて、野球とかやって、踊ったりしてると、ムゼッタがやってきて、危篤のミミがやってきて、ベットに横たわる。みなが出かけて戻ってくると、息絶える。ロドルフォが嘆く。

うーん。ロドルフォJoseph Calleja(初見、78年生まれのマルタ人)の歌はまあまあだったが、ミミが弱すぎ。体も小さいし。病弱で慎ましい設定にはあってるのかもしれないが。

STAFF & CAST


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