2012.3.2: Puccini "La boheme" #3 @Barcelona

一昨日みたのと同じ演目で、あまり有名でないキャスト。ミミはおばさんでいまいち、ムゼッタがよかった。画家くんが美形だったが、音楽家くんはハゲ。。。一昨日の音楽家くんとセットでみたいよー

1幕は4人の男が暮らす家。下手に斜めにかかる二階が画家のスペース、天井がガラスで明るい。下手の螺旋階段を下りると、一階にはベットやらテーブルが置いてある。中央の玄関から人の出入りがある。上手側の壁に窓、ここからも光が入る。よく作り込まれた貧しい家だが、光が入って明るく、いい感じ。

2幕は町で、中央のスペースは人々が埋め尽くし、両脇に高い建物が並び、そこの屋上や窓にも人がいる。竹馬の大道芸人が二人でてくる。華やかで迫力がある。

後半は、下手にあったカフェ内部が中央にせり出てきて、そこのカウンターで、真っ赤なドレスを来たムゼッタが歌い、男達がはやしたてる。この場面が非常によかった。

3幕は薄暗い町。建物の外でミミロドルフォが別れる。

4幕は1幕と同じ家。4人がふざけて、ベットを壊し、カンバスに穴を開け、紙をめちゃくちゃにばらまく。と、ムゼッタに続いて危篤のミミがやってきて、中央に敷かれたマットレスに横たわる。ロドルフォが窓の外を見ている間に息絶える。他の3人が先に気づいて慌てるのがいい。

でもなあ、なんか良さがわからん。プッチーニがいまいちなのかも。ヴェルディより物語はしっかりしているはずなのに、音楽のパンチが足りないからかなあ。

STAFF & CAST


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