2005.12 いろいろ感想文
- 05.10-12 ドラマ「ブラザー・ビート」☆☆☆
腹立たしいほど超古臭い本なのだが、イケメン兄弟だと許せてしまうのはなぜ。遊び人の次男・速水もこみちが大人気らしいが、私はデキリーマンの長男・玉山鉄二♪ えらくなったなあ。シルバーだった頃がおねーさんは懐しいよ…
- 05.10-12 ドラマ「あいのうた」脚本:岡田惠和 ☆☆☆
また菅野美穂で、欠陥人間の更正を描く、みあきた話なのだが、脇役のキャラ(和久井、成宮、小日向)が非常によかった。最終回は録画が途中で切れてたんだけど。まあいいや。成宮寛貴はいいなあ。
- 05.10-12 ドラマ「花より男子」原作漫画:神尾葉子 ★☆☆
漫画原作モノは面白い。とりあえず小栗旬のリアル花沢類にくぎづけ。
井上真央は厭味なくていいけど、色もないし心もいまいちなんだよなあ。
松本潤が芝居うまいんでびっくりした(蜷川もそうにちがいない)。
それにしてもヘンな話。最終回はいまいちで評価さがった。
- 05.12.25 DVD映画「ゼブラーマン」2004 三池崇史 脚本:宮藤官九郎 ★★☆
くやしいけどすごくよくて泣いてしまった。哀川翔ってサングラスの下の目がきらきらしてるんだ。「パパがんばって」は予想通りだけど、長すぎの間にやられた。渡部篤郎もよかった。
- 05.12.25 DVD映画「あずみ」2003 北村龍平 原作:小山ゆう ☆☆☆
いまいち。上戸彩もふつう。グロな戦闘シーンばかりであずみの葛藤の描写が少ない。小栗旬(なち)はほんのちょっとしかでないし。成宮寛貴(クールなうきは)がいい。ひゅうがは小橋賢児か。石垣佑磨(ながら)は頭が…。
- 05.12.23 DVD映画「キューティーハニー」2004 庵野秀明 原作漫画:永井豪 ★☆☆
佐藤江梨子の体は綺麗だが、声とかキャラとか嫌。みっちーの悪役が突然歌い出したのに爆笑。これだけでも見る価値あったー。秋子役の市川実日子がすごくよくてびっくり。
- 05.12.22 DVD映画「いま、会いにゆきます」2004 土井裕泰 原作:市川拓司 ★☆☆
いまいち。中村獅童(秋穂巧)を好きになる理由が全然わからないし。20歳の時にタイムトリップしていて、死ぬのがわかっていても会いにきたという話が明らかになって、ちょっとはましだったけど。竹内結子(秋穂澪)の存在もいまいち美しくないと思うけどなあ。市川実日子(同僚)、小日向文世(医者)、YOU(小学校の先生)、松尾スズキ(ケーキ屋)はよかった。
- 05.12.17 単発ドラマ「スタートライン〜涙のスプリンター〜」演出:河毛俊作 原作:原夏美(栗原美和子) ★★☆
あいからわず山田孝之はきっちり陸上選手をやってくれたんだけど、鈴木杏ちゃんが良すぎってもってかれた。ほんとに盲目の少女かと思った。鈴木杏は天才。
- 05.12.17 芝居「セパレート・テーブルズ」マキノノゾミ、自転車キンクリートSTORE、スペース・ゼロ ★★☆
英劇作家テレンス・ラティガンがいいと友人が騒いでいるので、行ってみた。前二作の方がずっと良かったらしいが。なぜ良いと言っているかはわかる気がした。
今のイギリス人が書いたものなんかに彼女が感動するわけないと思ったのさ!おそらく原作では単に「マナー」であるところが、演出で「思いやり」「優しさ」と翻訳されていたからなのだと思う。イギリス人はそこまで感情と直結しないと思うよー。
ミス・クーパー(久世星佳)もポロック少佐(菅原大吉)も、もっとドライなはず…。もっとドライなのにつながっていくともっと感動的なのだと思う。さて、前二作の演出はいずれか?
山田まりや、そんなに上手くはないが、好感。
- 05.12.16 上田現ライブ ★★★
- 05.12.10 DVD映画「誰も知らない」2004 是枝裕和 ★★★
見終わってすぐにモチーフになったという事件を調べた。現実とはちょっと違うみたいだけど。そこで監督の話をみつけて納得した。長男の男の子を、誰かを、抱きしめてあげたくなる映画だった。兄弟たちの面倒をよくみていて、お年玉まで作ってあげたりするけど、やっぱり子供だから、時に自分の楽しみを優先させてしまったり。年上の女の子に会うのにシャツの匂いを気にしたり。実にリアルに表現されている。子役達の演技も素晴らしい。特に柳楽優弥。妹が死んでしまって、窓辺で呆然とする姿の、美しさ。すごい映画だ。
- 05.12.9 DVD映画「世界の中心で、愛をさけぶ」2004 行定勲 原作:片山恭一 ★☆☆
いいけど、泣くのか、これで? 長澤まさみと森山未來はいい。大沢は普通か。柴咲、山崎、クドカン、行定監督と、「Go」の布陣だ。脚本がいまいち。高校生が婚姻届とか、オーストラリアに行く金もってるのかとか、不自然なことが多すぎる。それを二人の若き情熱で押し切った感じだが。ピュアな情熱はいいねぇと感心はするけど、共感はできない。
- 05.12.6 ドラマ「逃亡者 RUNAWAY」★★☆
深夜にテレビでやっていてなんとなく見てたらテンポよくて割と面白かった。
- 05.12.3 DVD映画「ハウルの動く城」2004 宮崎駿 ★★☆
ハウルがかっこいいですぅ〜。けどよくわからんかった。前半40分の金髪でチャラチャラしてる頃が一番よかったな…。あの女のせいで黒髪に……。あんな地味な女のどこがいいのだ?掃除おばさんなんて笑えない。倍賞千恵子が魅力なさすぎ。キムタクは割とよかった。しかし話がよくわからん。ハウル少年に落ちた流れ星は人型になって消えていた。自爆テロ? ハウルは心とひきかえに火=暴力と契約した。一方で今回のヒロイン、ゾフィーは戦いを一切否定する。自分を守るために戦うことすら否定する。それでいてお花畑で静かに暮らすことも拒否する。なのになぜ世界戦争を止められるのだ?納得いかねー。
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