2005.10 いろいろ感想文
- 05.10.25 芝居「胎内」作:三好十郎、青山円形劇場 ★★☆
三好十郎はすげえ。それを体当たりでやってる若者三人(奥菜恵、長塚圭史、伊達暁)もよかった。観客も一緒に洞窟の中にいた。彼らが助かるか本当にどきどきした。
でも新しいことはなくて、私、みんな知ってたな。「クソインテリでもないよりはいい、観念があるから」とか。奥菜の「もしこの洞窟を出られたら私は変われると思う」という台詞が、離婚して復帰した彼女自身の言葉に聞こえた。これからいい女優になるだろう。
- 05.10.19 芝居「天保十二年のシェイクスピア」蜷川幸雄、作:井上ひさし、シアターコクーン ★☆☆
朝から3時間並んでも当日券はとれなかったが運よく余り券を入手。
楽しかったけど、蜷川はやっぱり意味がない。
リア王(吉田鋼太郎)うまい、夏木マリうまい、高橋惠子はいまいち。せむしの唐沢、武智そっくり(って逆だろ)。桶屋の高橋洋がいいよー。白石加代子にちゃんとついていっている。藤原竜也がやっとでてきた。面白いけど長い。。。
二幕は、すぐに竜也が死んでしまい、唐沢がいまいちで眠気が。。。篠原涼子もむかつくし。一幕の方が面白かった。リチャードの最期で何も感じられず。
エンディングばっか華やかにしたってなあ。
- 05.10.18 映画「NANA」2005 大谷健太郎、原作漫画:矢沢あい ★★☆
おもしろかったー。宮崎あおいはちとうざいが、でもうまいし、中島美嘉が非常によかった。少女漫画原作なので、もだえるシチュエーション満載。松田龍平の良さが初めてわかった。でもやっぱり、たくみー(玉山鉄二)!美しかー!「おかえり」しか喋らなかったけどー! ノブの成宮寛貴がうまい。鉄道に駆け込むシーンとか。恋敵のアニメ声の女の子、誰かと思ったら宍戸留美。るんるんは好き。
- 05.10.10-12 国際研究会@葉山
- 05.10.5-9 学会@札幌
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