漫画のプロジェクションで状況説明、リッカルドがエルヴィーラとの結婚を破棄される。幕があがると、教会を模した小さな部屋にエルヴィーラがメイドといて、イケおじD'Arcangeloから恋人アルトゥーロと結婚できるように父を説得したと。
この時のエルヴィーラがなんか太ってるなーと思ったら、二枚重ねで脱ぐとウエディングドレスになる。それで結婚式をしていると、紺のドレスのおばちゃんがくる、これチャールズ一世の未亡人。
エルヴィーラはかなり自ら進んでヴェールを渡し、彼女が逃げるのを手伝う。その場に軍服姿のリッカルドも来たが、あえてアルトゥーロを逃がし、邪悪な感じ。
休憩のち2幕。
みなが来て、リッカルドは死刑宣告、エルヴィーラは発狂。アルトゥーロが戻ってきても、歌いまくって死んだ!?
Lisette Oropesaは高音も美しく力強く、終始完璧にエルヴィーラだった。なのにアルトゥーロが完全に能面。Francesco Demuro(1978伊)、ヴェローナとか歌ってる若めテノールで、声は出ていて、出待ちのファンもいたが、感情表現が無。あまりに無なので、Lisetteもやりにくそうなところもあった。
Richard Jonesは、「Boris Godunov」とか「La damnation de Faust」とか、記号化した演出をちょいちょいやるのだが、どれも成功していない。主人公だけを感情的にしてドラマを浮き上がらせる作戦だろうが、前者はTerfelはともかく、後者は大失敗。しかも、「I puritani」は二人の物語だ。
久々の出待ちでツーショット写真をゲット。Lisetteはこれでしばらくこのロールはやらない、もう一生やらないかもしれないと行っている。そんなあ・・・もっといい演出で見たかった。