奴隷たちが出てきて舞台面に新聞紙をひき、上半身裸になって後ろ向きになり、パンツにバツ印をつけて振り返る。去勢されたってことなかなあ。
トルコの国旗柄の服をきたスタッフが通り過ぎる。彼らが操作して、6色のカラフルソファーが中空を飛び交い、ソファーの上でダンサーが踊る!
スペインの貴族ベルモンテが、太守セリム・パシャの別邸に彼の恋人を探しにやって来る。
紫のソファーで後宮の番人オスミンが、人のフルーツ台からイチジク?を取りつつ、ベルモンテを追い返す。
ベルモンテが、囚われていた自分の召使ペドリッロと再会する。
6人のダンサーが踊り、コーラスもきてなんか歌う。女性は舞台上、男性はオケピにいた。
トルコの太守セリムと水色ドレスのコンスタンツェが別の色のソファー(遊覧船!)できて、セリムが乗り移って、言い寄る。雰囲気ソプラノ、気が強そうな顔で張り上げるところはいいが、それ以外はあまり声がでていない。
オスミンがのソファーにペドリッロがいて、マッサージをされたり、尻をひっぱたかれたりする。この細身テノールの顔芸がすごい。ベルモンテがまた来て追い返される。このドイツの露悪趣味がちょっとだと面白いが長いのでげんなり。
そのまま2幕。
オスミンとブロンデが別の色のソファーでくるが、ピンクのドレスのブロンデに追い返される。この金髪ソプラノの方がいい、声量は少なめだが高音がきれいで安定している。
ソプラノの二重唱でブロンデがコンスタンツェを慰める。
セリムがまたソファーに乗ってくるが、帽子をかぶってないとおじいさんだ。。。コンスタンツェに言い寄るも、他の恋人への思いを切々と訴えられる。
黒い服の奴隷たちが並び、そこにいたペドリッロがブロンデに話しかけ、4人で逃げようと。
他の奴隷から消化器を渡されるも何もできず、ワインボトルは開けられた。やってきたオスミンにワインを飲ませて退場させる。なんだ、貴族は歌ってるだけで仕事するのは召使い。
4人が並んで代わる代わるに歌う。男二人は女二人の貞操を疑うが逆に頭をへこまされ謝る、再会を喜び会う。ほんと、モーツァルトはくだらないなあ。そして長い、退屈だー!
休憩のち3幕。
下手脇にコンピュータと係員がずっと出てて、背景の映像を変えているっぽい。ベルモンテとペドリッロが下に魚をつけたソファーにのってきて、他二人の奴隷がその下でしゃぼん玉をふく。背景は夜で星。
カーテンが上から降りてきて、水色とピンクがポールダンスしつつ降りてくる。別の男の方に降りてきて慌てて交換する。ここが本日一番の見所、まさに「逃走」!
でもオスミンに見つかって捉えられる。緑のソファーの太守も来た。ベルモンテと話をうると、彼の父は太守の仇敵であることが判明し、もうだめかと思いきや、賢明な太守のはからいで、解放される。「逃走」じゃないじゃん!
4人はスペイン3つとイギリス国旗をかけられていた。そういえばブロンデはイギリス人設定だった。
まるで作曲するのに飽きちゃったかのように物語はざっくり終了。モーツァルト26歳、数年前にマンハイムで出会って惚れてユニット組みたかったソプラノ歌手アロイジア・ヴェーバーの妹コンスタンツェとの結婚が決まったから、同じ名前の主人公の物語を続ける必要がなくなった?
2003年の演出で2005年に見てるが、カラフルな飛ぶソファーに覚えがあるだけだった。あの時はDamrauだ。