舞台は作り込んだ病室、上手にベットが並び、中央下手よりに事務所の机がある。映像で影などが終始写っているのが面白い。
女教師がやってきて、二人の子供(姉弟)の教育を任される。だが二人には男女の亡霊がついている。家政婦のグロース婦人もいる。
学校から弟を追放すると手紙がくるが、女教師は彼を信じると言う。
女教師が家政婦に亡霊を見た気がするというと、かつての下男のPeter Quintと恋人で教師だったMiss Jesselだろうと、二人とも死んだ。
休憩のち2幕。
亡霊たちと子供たちのやりとり。
女教師が疲れて依頼人に手紙を書き机に置くが、弟Milesがそれを盗む。
弟がピアノを黙々とひいていると、家政婦がうたた寝した隙に、妹Floraがいなくなる。
女教師が池でFloraをみつけ、Milesに問いただすと、かつてPeter Quintになんかされたのだと・・・こわいよー!
おわり。
話が複雑で字幕でもよくわからなかったが、珍しい現代音楽とこの演出がよくあっていた。もう1回みたいくらい。
ENOがロンドンからいなくなるの残念、こんな面白い演目やるのになあ。政府の支援を受ける条件として都落ちを命令され、移動先はマンチェスターに決定、でもごねて、スト騒ぎとかチェア辞任とかあって、2029年までに伸びたらしい。でも来季の演目は発表になってないし、かなり壊滅状態かも。