舞台全体を覆う紗幕が開くと中央にベット。全体に幾何学模様の舞台。奥に螺旋階段があり、上階に続き、天井にもベット?総督リッカルドの死体が!
青いガウン姿のCastronovoくんが出て来て歌いまくる。いい声してるんだけど、こんな張り上げ系だったか?部下レナートもいい声してる。その妻アメーリア(白ドレスに黒の上着)も、占い師ウルリカ(金髪で真っ黒ドレス)も、小太りの張り上げ系。。。
部下の妻に手を出すという道ならぬ恋はどこへやら、総督の部屋から場面が動かず、みな順番に総督の部屋にやって来てはベット脇で歌う歌合戦だった。
男装の小姓オスカルだけは丁寧、人形を抱えて歌う腹話術師。
2幕、ウルリカが布団をめくるとリッカルドの死体がある。
3幕、レナート部屋も同じベットで夫妻が寝ている。アメーリアが枕で夫を殺そうとするもできず、自分が服毒しようとするもできず。レナートは反逆者を集めて紙のくじをひき、自分が暗殺者となる。
最後の舞踏会場もそのままで合唱団が出て来て踊るだけ。階段脇でアメーリアが逃げろと言うも、総督はレナートの剣で刺されて絶命。
まあでも最近の作品に比べたら割といいと思ってたら、TrailerでHarterosが歌ってて、ああこれだわ、こうでないとと思った。やっぱり彼女うまいな。あの清潔感、高貴な感じが同情を生むのだなあ。
今日のアメーリアはロンドンなどで何度も見ているLiudmyla Monastyrska。
この後、後宮とエレクトラのチケットを買ってあったのだが、体調不良で見られず。