2022.10
- 22.10.30 連続ドラマ「スパイラル」原作:真山仁 ★★☆
原作よくて作りも普通にいいのだが、主人公チームがずーーっと苦境でなんとかカタルシスをみたいと全話一気に見てしまったのだが、最終回の録画が途中で切れてたのであるであろうカタルシスも見られず悶々。ヒロイン(貫地谷しほり)がおばさん臭すぎて、あまり助けてあげたい気がしない。
やはり最後は捨て身の特許公開で軍事利用を防いで破産、でも救世主が現れて新製品開発、と一気にまとめてくれて満足。泣き虫柴野さん(玉木宏)はハゲタカのスピンオフらしい。
- 22.10.15-30 連続ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」★★☆
5話でメインの男の子が飛び降りたのはびびった。物語に合わせQueenのマイナー曲も使った音楽が素晴らしい。初期おしなのもよい。卒業式でのスピーチとかとんでも展開だけど、主役二人の繊細な演技で感動させられてしまった。「ソロモンの偽証」の藤野涼子と金子大地。他の学生たちもよく、谷原章介もよく引き受けたなあ。NHKだから?
- 22.9.2-10.29 連続ドラマ「俺の家の話」★★★
すごい名作。介護という重いテーマを軽快に、ちょいちょい西田敏行の芸に脱帽しつつ(マイウェイとか)、最後は息子を褒めて逝くのかと思い気や・・・。火葬場の煙突で始まった最終回、二度目の奇跡が起こらず死んだのは息子の方だったと明かされ、思わず戻って見直した。脚本も演出も完璧だな。能の「隅田川」に合わせての親子の会話で褒められ成仏していった・・・想像を超える名作。クドカン天才。長瀬との相性が抜群、過去作のキャストをゲストで総出演させ、引退する長瀬への愛情もすごい、長瀬も肉体作りから怪我をおしてそれに応えた。まあこの先、芸能界いてもこれ以上の作品には出会えないであろう。本来はもうちょっと嫌らしい部分もあったと思うのだが、戸田恵梨香の透明感でもうただただ美しい物語になった。「抱いて」とかうますぎ。永山絢斗も、兄はあんなにカリスマなのに、もったいない男をやらせたらピカイチ、「はじこい」にもいた。
- 22.10.23- Amazonドラマ「レオナルド」
ダ・ヴィンチに女の親友がいたという設定で、パトロンを得て名作を作りつつ、彼女を殺され彼は尋問されているというミステリー仕立てで、なかなか面白い。
- 22.10.23 Amazon映画「Tenet」2020 Christopher Nolan ★★☆
ウクライナの劇場テロでCIAスパイを救出した男(John David Washington)が、イギリス男(Robert Pattinson)と組んで世界を滅ぼす男(Kenneth Branagh)を倒し女(Elizabeth Debicki)を救う、のだが、エントロピー逆流で時間を遡るマシーンがあるので話が超ややこしい。カーチェイスの後、男は過去に戻り、悪人も、女も戻り、女が悪人を殺してしまうが、世界を滅ぼすマシーンは男達がロシアでの作戦で奪って三分割して別れる。主人公をところどころで助けていたのは未来の彼に雇われて逆行してきたイギリス人男で、彼だけループしてて切ない。
- 22.10.22 Amazon映画「Moomins on the Riviera ムーミン 南の海で楽しいバカンス」2015 Xavier Picard ☆☆☆
初めてまともに物語をみた。意地悪な顔の女の子が嫌で見たことなかったの思い出した。ところどころ面白い台詞はあるがいまいち。スナフキンはほとんどでない。
- 22.10.21-22 Amazon映画「TOVE」2020 Zaida Bergroth, Eeva Putro ★☆☆
ムーミンの原作者がレズだとはしらなんだ!哲学者で政治家の男を略奪婚しそうになったが、金持ちの妻で放蕩で舞台演出家の女を諦められず、最後にイラストレーターの女と出会っておわる。主人公(Alma Pöysti)の演技よく、言葉少なな演出もよい。スウェーデン語で英語字幕。
- 22.10.14 ドラマ「ラジエーションハウスII スペシャル」☆☆☆
また総集編ばかりでひどい、広瀬アリス目線で、窪田出もしないし。
- 22.10.9-13 連続ドラマ「ラジエーションハウスII」☆☆☆
ゲストが豪華になったが、一話で一人になってリアリティがなくなった。主人公の技師が医者であることもばれてるので緊張感もなく、新キャラの悪人の高島もベタすぎる。
- 22.10.8 ドラマ「ラジエーションハウス スペシャル」☆☆☆
総集編ばかりで話がほとんど進まない。見る価値なし。
- 22.10.5-7 連続ドラマ「ラジエーションハウス」★☆☆
割と面白くて一気に見てしまった。本田翼のヘタさにどうしようかと思ったが、物語がブチッと切れそうになるのだが、動じずつなげる脇役がみなうまい。複数の患者を同時にみてたりするのがリアリティあり、脚本もよい。なにより窪田正孝のコミュ障演技が秀逸。
- 22.8.24-10.4 連続ドラマ「わたし、定時で帰ります。」★★☆
健康を崩したため次の会社では効率的に仕事して定時で帰る女、吉高由里子の小悪魔ふわふわ感で、非現実感が緩和され、元エンジニアの副部長の向井理が久々のはまり役。ユースケのホラーはいいとして、中丸が棒すぎるのは難点だが、全体的に面白かった。6話の「いまでも好きですよ」と最終回の「俺んち来れば」が見所。
- 22.9.14-10.3 BBC映画「Spencer」2021 Pablo Larraín ☆☆☆
Kristen Stewartの破壊力すごいな、ヘタすぎるだけでなくどんな物語も退屈で嫌味な物語にしてしまう才能、なんで映画に出続けているんだろう。ダイアナは本当に美しいだけで退屈で面倒な女だったらしいが。
- 22.8.6-10.3 BBCドラマ「Killing Eve Season 4」★☆☆
いろいろ残念。橋で別れたSeason 3の最後が美しすぎた。出家したVillanelleとか面白いところもあるが、ギャグにもならない残虐グロシーン多すぎ、Konstantinも死亡、Carolynは二人を使って裏切って返り咲き、モヤモヤだけが残る結末だった。Eveが被弾しないようかばってテムズ川に沈むVillanelleは美しいが、二人には幸せになってもらいたかった。更正してもしなくてもいいから・・・。ずっと好きだったシリーズなので残念。Twelveの正体もよくわからんし、作り直してほしい。
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