音が。。。映像もアップばかりで。。。これは全くの別物!全く心が動かず、かなり眠かった。
新演出はのっけからViolettaが中央のベットに横になっていて、客人もその部屋にやってくる。水色に金の装飾が施された部屋はよくできているが。ベットが興ざめ。
パリの部屋も家具が代わるだけで同じベット。
後半の社交場にはジプシーメイクのダンサーたちが出てきて踊った。いまいち美しくない。
最後は冒頭と同じ場面Violettaが中央のベットに横たわり、起き上がって手を突き上げ、傍らのAlfredoと合唱しつつご臨終。ここ、Violettaのアリアかと思ってたら合唱だったのね。
FlorezのAlfredoはさすが楽勝で上手く、おまけのハイCもつけてくれたりしたけど、いかんせん若々しさがない。。。Violettaより貫禄ある。
パパGermontは黒人系のQuinn Kelsey、すごいいい声だと持ち上げられているが、良さがわからなかった。まあ、Keenlysideで聞いちゃってるからな。
休憩中の舞台裏インタビューが面白かった。Florezはサンキューとヨーロッパの国々をあげたのち、サンキュー・ペルーって。お約束のネタをやる余裕ぶちかまし。Damrauもすげテンション高かった。ナビゲーター役のAnita Rachvelishviliが緊張してて好感。あとは録画のメイキングも流れたり。ネトレプコとAdriana Lecouvreurで競演するらしい。
指揮はメトの音楽監督に就任した若いカナダ人Yannick Nezet-Seguin、メイキングみた感じではよく作り込んでるし、全員スタオベで出来はよかったのであろう。映画館では全くわからないけれど。
まあ、もう、cinema opera liveに行くことはないだろうなあ。手軽だけど。劇場での楽しみが減りそう。