1幕と2幕は古典的な舞台と衣装でフィガロの物語が進む。歌手は無名だが悪くない。
後半、3幕は修道院のロマネスクな回廊が背後にあり、白い布をかぶった椅子がずらりと並んでいて、そこで2組の結婚式が行われることになる。
4幕、金の柵でできたロマネスクな三つの大きな扉が背後にあり、後ろのダイニングテーブルで人が動くのが非常にいい!手前は庭園で、夫人が浮気者の伯爵に勝利する。
あとで見たらスペインの大御所演出家Emilio Sagiの作品だったのね。
カーテンコール、観客全員が一斉に立ち上がり、規則正しい拍手で歌手たちを迎え入れる。おじぎに合わせて拍手が乱れるとか一切なし!場内が完全にシンクロした、これぞ東のカーテンコール・・・?
オペラもよかったのだが、カーテンコールのインパクトがでかすぎだ。