2017.11.15: Lehar "The Merry Widow"

レハールの「メリー・ウィドー」。オペラ史に出てくる有名作品だが、これまで見る機会なく、オーストラリアの会議中にたまたま。初・メルボルンのアート・センター。フリンダース駅から見えてたLEDで色の変わる塔はこれだったのね〜。

舞台が開くと豪華なサロン。いい舞台だ。おっさんたちが歌い出すと英語歌いに英語字幕。それはいいとして、、、ソロ歌手マイク使ってる!?

気を取り直して物語に集中しよう。行使ツェータ男爵がポンテヴェドロ(架空の小国)は財政難なので、大富豪の未亡人がパリ男と結婚してしまうと困ると。男爵が連れてきた金髪妻は黒いタキシードのパリ男と浮気している。見ためいまいち〜。

その大富豪の未亡人ハンナが中央から金のマーメイドドレスで颯爽と登場!Danielle de Niese、BBCのバロックの番組に出ててみたいと思ってたソプラノ。有色系で力強い声だが表現が丁寧。マイクなしで聞きたい。。。マイクありでも上手さが伝わる。

元恋人の書記官ダニロがやってきて、みなは二人がよりを戻して欲しいと思っているが、プライド高いダニロはつれない。ハンナがダンスの相手に指名したのに嫌だと。騒いだ末、二人で踊って幕。

休憩、初日なのでシャンペンが振る舞われる!二杯とっちゃった♪

2幕、ハンナの家で故郷のパーティが催される。インドっぽい水色のドレスでダンサーたちに掲げられて踊る。

みなが去った後、東屋が出てきて、男爵の妻がパリ男と密会。男爵がきたので、ハンナが入れ替わり、パリ男と出てきて、なんと結婚を宣言!パリ男はオレ!?みたいな反応だけど玉の輿だからまんざらでもなさそう。ダニロが落ち込んで退散。

休憩のち3幕、ナイトクラブ・マキシム。装飾がまたいい。黒いドレスのハンナが男たちと踊り、ピンクのフレンチカンカンとも踊る。ハンナがダニロに東屋の一件を説明するが、金持ち女とは結婚しないと。

男爵がきて、I love youと書いてある証拠の扇子を妻に突きつける。でもハンナが扇子の裏には浮気できないわと書いてあると。自分は遺言により、結婚すると財産権がなくなるとも告白。

それならとダニロが求婚。遺言で、財産権が再婚相手のものになるのよ〜、とみなで華やかに踊って、虹の横断幕も出てきて、大団円。

楽しかった〜!マイクはアレだが、演出がいいし、オペレッタの先駆けといわれた音楽が素晴らしい。この演出でマイクなしで見たい。。。

Danielle de Nieseはいいソプラノだ。来年、ロンドンで見られるの楽しみ。

STAFF & CAST


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