1幕の前に入れてもらえて、予定の席でみられた。
科学者がやってきて、マッドな人形師コッペリウス(Thomas Hampson)に作らせた自動人形のオランピア(Sofia Fomina)をホフマンに見せる。上手のカーテンの中にいた。表情を変えない首だけ動かす人形演技で声も人形ぽい。声は出てるけど、この演出は人形すぎ。
ホフマンを止める親友メゾがいい!Kate Lindseyだしな。こっちのコロラトゥーラの方が断然美しかった。
ホフマンが告白するも、コッペリウスが人形をずたずたに。
休憩のち2幕。下手のベッドで真っ赤なドレスで不細工な娼婦ジュリエッタ(Christine Rice)とホフマンが抱き合う。
が、ジュリエッタはマッドな魔術師ダペルトゥット(Thomas Hampson)に宝石をもらう。
ホフマンになんか言うと、ホフマンはベットの上の鏡の中へ消える!
これ、ジュリエッタが魔術師に男達の影を売っていたので、ホフマンのも取ったからなのだ。
舞台奥のボートでジュリエッタが下男と逃げる。
休憩のち3幕。暗そうな女アントニアがピアノを弾きながら歌っている。父がきて、命が縮むからもう歌うなと。
ホフマンが忍び込んできて、ピアノを弾きながら歌う。アントニアが出てきて抱擁。父が出てきて追い返される。
マッドな医者ミラクル(Thomas Hampson)が、母の亡霊まで出してアントニアを歌わせ、歌い死にさせる。
エピローグ。酒場で爺ホフマンが、歌劇場のプリマドンナの肖像画をみて自分の恋人だと。親友だったKate Lindseyがギリシャ風の白いミューズに化けて歌う。これもいい。
酒場にステラがやってくるが、ホフマンは酔いつぶれていて、他の人たちと行ってしまう。
Grigoloの爺演技は微妙だががんばった。またカーテンコールでバンザイ。Thomas Hampsonがよかった。ヒロイン三人ではやっぱりYonchevaが圧倒的にうまかった。暗いけど。
もう一回みようと思ったけど、最終日はYoncheva降板でGrigoloでもなかったので行かなかった。
これまたごちゃごちゃした演出だったなあ。と思ったら映画監督John Schlesinger(1926-2003英)。