舞台全体に大階段をあしらったミュンヘンのHomoki演出のパクリ。カルメンは野獣に育てられた女の設定で、本当に首輪をつけられて出てくる。ホセにはなついて首輪をはずしてもらうと、仲間を味方につけて、逆にホセを虐待。ドレスを着て、頭の男に色目を使い、ホセをふる。最後はホセに殺されたんだっけ?最悪すぎて記憶から抹消したのでもう覚えてない。
カルメンなのに3時間超え、アリアの間にいちいちへんなフランス語の解説ナレーションが入るから。演奏もブチ切れでテンポ悪く、前奏からして雑だった。あのキャッチーなメロディでここまで退屈させるって悪い意味ですごい。
Joseph Callejaの歌はうまかったけど。カルメンは高音がでなくて、コーラスの女が代わりに歌う箇所があった。ミカエラは歌はよかったけど、アジア人で見た目が悪すぎ。
6人のダンサーがピエロなのか何なのか、人をバカにした気持ち悪い作り顔で踊り続ける。カーテンコールでは私は思いっきりブーした。でも喝采の人が多数。ドイツ人、趣味悪すぎ。この演目はフランクフルトのいちおしらしく、9月も続けてロングランするみたい。
演出家Barrie Kosky、Komischen Oper とかENOとかでもやってて、バイロイトの来年のマイスタージンガーをやるそうな。またVogtなのかなあ、、、かわいそうに。