2016.4.23: Shakespeare400

久々のRoyal Festival Hall、久々にSimon Keenlysideを見るために!

去年、ウィーンでリゴレットの公演中に途中降板、その後のメトも降板し、ロイヤルのマクベスで日本公演をやったのち、また喉の手術。4月のWigmore Hallのコンサートのチケットも取ってあったが中止(別の日はあった)。今回も出るのかと直前までキャスト表を確認したさ。

シェイクスピア死後400年に合わせていろいろな催しがあり、今日は10数人のオペラ歌手のガラコン。といっても、有名なのはこのKeenlysideだけ。

冒頭は「オテロ」、ベルディの。演奏会形式かと思いきや、俳優による台詞の朗読もあるし、歌手も舞台の上の方から降りてきたり、semi-stageだった。上手上方から降りてきて、オケをつっきって、下手前面にて歌うイアーゴのふてぶてしさ!さすがのKeenlysideであった。最後は赤いハンカチを顔にかけ、息で吹き飛ばしておわり。

二人の俳優はどちらもかなり有名らしく、男はよかったが、女はいまいち。デスデモナやオフィーリアはいまいち。

「ロミジュリ」は有名なProkofjewのバレエ曲で盛り上がった。が、指揮が嫌い。盛り上げるが乱暴。LPOよりLSOのが断然いい。

休憩のち後半は「真夏の夜の夢」、少年合唱団が舞台の両脇の小舞台で歌ったのち、タイタニアとオーベロン?が舞台上に連れ出す。合唱席の中央で立ち歌うパック役の少年はなかなかだった。

下手のベットで馬に扮したボトムにタイタニアが惚れるの小芝居。そして有名なMendelssohnのバレエ曲。鉄板だ。そしてオペラ歌手数人が合唱席でBritten。

そのあとも合唱席で続く。しらない曲ばかりだったが、あとでプログラムみたら「テンペスト」もやってた。Keenlysideがメトでやったロールなのに、ちょっとしか歌わないので気づかなかった。新作オペラの「ヘンリー2世」。

最後はみんなで・・・「ウィンザーの陽気な仲間たち」こと「ファルスタッフ」byヴェルディ、これがあったか!前に代役で見逃したKeenlysideのフォードが聞けてちょっとうれしい。

で、、、マクベスは!?絶対聞けると思ってたのに。。。病み上がりだから辞退したのかな・・・?

STAFF & CAST


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