2015.5.9: Szymanowski "Krol Roger" ロジェ王

Kasper Holten新作は、ポーランドの作曲家シマノフスキ(1882-1937)のしらんオペラ。12世紀のシチリア国王ルッジェーロ2世が題材。

1幕、舞台はロジェ王のでかい顔。周囲を丸く囲む壁で劇場みたいになっている。

新しい神を羊飼いをとっつかまえて、死刑にするが、美形だったので、妻ロクサーナ(アジアっぽいボブ)と、側近エドリシ(ハゲおじさん)に言われて、解放する。人々は普通にスーツとか着てる。

2幕、顔が回転すると中が部屋になっている。二階が王の部屋、一階に半裸のダンサーが群れている。。。やってきた羊飼い(オレンジのコート)が歌うと、人々は踊り出し、ロクサーナも加わり、王とエドリシを残して去っていく。

3幕、頭が横向き。王がロクサーナを探しにくる。ディオニューソスが現れて誘うが、王はなんとか拒んで片手をあげ、太陽!とかいう。アポロンにいったと。

ゲイすぎ!タイトルロールMariusz Kwiecienを模した王のどでかい顔に、どんだけ好きなんだよ、とどん引き。それで一気にテンションが下がり、一ヶ月たった今ほとんど覚えていない。短いオペラとはいえ、全幕、裸体のダンサー♂たちがからみあって踊り続ける。肝心の羊飼いは全然美しくない。

評判通り音楽は聞き慣れないが美しかったし、Antonio Pappanoの指揮もよかったのだが。。。

Holtenはデンマーク人だが、Kwiecienがポーランド人なので、彼のために選んだのか?前に出待ちしてた時でてきたHoltenが「彼いいよね☆」と言っていたのがイタかったんだよなあ。。。

STAFF & CAST


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