2013.2.24: Janacek "The Cunning Little Vixen" @WNO

David Pountney先生の初期の作品(1980年)の再演。動物とか踊りまくり飛びまくりかと期待しいていたが、中が割れる少しうねった大地が舞台。踊るのはトンボ役のダンサー♂だけ。

1幕、女狐(ツインのお団子頭)が出てきて、猟師につかまる。土台が開くと、中は猟師の家で、犬と喋って、保守的な雌鳥たちと口論して、脱走する。

2幕、なんか記憶がない。女狐校長牧師をだます。

季節が変わる。最初は白い布で覆われた雪だったが、その布が中央の穴に吸い込まれて春になって、花かぶった子供たちが踊って、女狐雄狐に恋をする。

休憩のち3幕、子狐がわらわらできたのもつかの間、女狐行商人の罠にはまって死んでしまう。早っ。

猟師がカエルと話をして、昔、同じようなことがあったなと。

うーん、季節の演出はよかったが、これまた全体的にださかった。

このオペラはミュンヘンでも見で、ドイツ語で歌ってたような。

CardiffにあるWales National Operaは、建物も立派で会場も広く、チケットの売れ行きもよさそうだが、客層は年寄りばかりで、ロビー狭いし、サービス悪い。英語字幕は下手側で満席、上手側はウェールズ語のせいで空席あり。字幕の字が小さくて、近くないと読めないから。

休憩の飲み物販売の人員が足りなくて、時間内に買えないし、レストランも満席で予約が全然とれなかった。駐車場があって安い(3.6ポンド)なのはよかったけど。そりゃこんなとこ、車じゃなきゃ来られないし。港のレストランは割とよかった。

Cardiff遠征、楽しみにしてたのになあ。昼間まわった中世の城の方が面白かった。

 * * *

で、後でインタビュー記事を読んだところ、テーマは1920-30年代のwoman revolutionだと。。。ああ、だからいろいろ古くさかったのか。。。二つを比較して見るとなおよいと、主人公の女性のキャラクターが違うから。確かに、通りすがりのキャラに殺されてしまうところとか、共通点はある。

STAFF & CAST


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