2012.5.30: Verdi "Falstaff"

めっちゃ大喝采だった。イギリス人はシェイクスピア大好きなのか。まあ、演出は面白かったかもしれないが、露骨にいじめてすぎてて私はあまり楽しめなかった。

舞台は1950年代のイギリス設定らしく、凝ってるけど色遣いが嫌。ミュンヘンの演出がとても楽しくて舞台もおしゃれで好きだった。タイトルロールのAmbrogio Maestriはミュンヘンで見た二回目と同じなのだが。

1幕1場、木の壁で覆われた部屋。中央の大きなベットにファルスタッフが寝ている。医師カイウスが文句を言いにくるが追い返す。従者たちにフォード夫人アリーチェページ夫人メグへの手紙を託す。

2場はカフェ。下手よりのテーブルに女三人が座り、手紙を見せ合う。三人の衣装がびみょー。従者たちはフォードに告げ口する。ナンネッタフェントンが逢い引きする。

2幕1場、ファルスタッフの居間。女たちの企みでクイックリィ夫人がやってくる。ギャグ担当のでっぷり太ったおばさん。フォードも身分を隠して探りにくる。

2場、フォード邸のキッチン。ここの色遣いが。。。黄色ベースの家に小道具はピンク。巨大な水色の洗濯カゴはいかにも。アリーチェとの逢い引きにきたファルスタッフが、フォードが帰ってきたので、洗濯カゴに入れられ、棚の中から逢い引き中のナンネッタフェントンが見つかる騒ぎにまぎれて、窓の外から川へ投げ捨てられる!ここはテンポよく面白かった。というか、ここ以外は眠かった……

休憩のち3幕。両側が木の壁で覆われた通路。舞台の奥に、投げ捨てられたファルスタッフがよろよろ起き上がる。下手の壁になぜか本物の馬!馬が藁くっててめっちゃバカにした感じ。男女が二人を見ている。クイックリィ夫人がまだ騙しにやってくる。

2場、ウィンザー公園。ファルスタッフが馬にのって出てきた!仮装したみながいじめる。騒ぎが収まって、フォードが、医師カイウスのカップルの結婚を認めると、相手は従者バルドルフォで、アリーチェの連れてきたナンネッタフェントンの結婚が許される。

STAFF & CAST


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