2010.5.16: Verdi「La traviata」#4 @Wien

そもそも今日の「マクベス」を見るためにウィーンくんだりまで来たのだ。ヒロインが二回も変更になり、先週になってメールが来て、歌える人がいないから演目が「Traviata」に変わるという禁じ手が!

お父さんじゃ二幕しか出ないけど、それでもSimon Keenlysideが見られるなら、、、演出もOtto Shenkだし、、、と思って来たのだが。当日になって、プログラムを見ると、Simonもキャンセル・・・・・

新人のビオレッタはひどい出来だった。アルフレードも歌はうまいが小太り。その上、お父さんは色黒の油っこい・・・Simon のジェントルすぎる父が見たかった・・・・・

でもさすがOtto Shenkの舞台は完璧に美しく、演奏も昨日とは打って変わって勢いがあってよく、もともと最高の演目で詩もいいし、やっぱり、とっても楽しかった。カーテンコールで出てきた指揮者は、去年ドイツでみた新人女性だった。急遽呼ばれたのか?うまくなったなあ。

一幕は下手から上手にのびるテーブルで食事、二幕は落ち着いた家具、三幕はまたパーティでバレエダンサーが踊り、四幕は上手に金属フレームのベッドと、下手の窓から光が差す椅子。ドレスも綺麗だったー。あの黒のほしーっ

STAFF & CAST


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