2009.9.9: Bellini「I Capuleti e i Montecchi」

昼間はボンダイビーチとかで時間つぶして(ほんとはカフェとかで仕事したかったのに、駐車場がなくてだめだった)、「キャピュレットとモンタギュー」。

これもよかった!演出Orpha Phelan、イギリス♀、アイルランド生まれ。Opera North @Leeds との共同製作。

ロミオもメゾでレズ演出だったんだけどね(爆)これ、Kassarovaにやってもらいたいなあ。思いっきりキスしてたし。

冒頭で別の女が少年にゲームのように猟銃で撃たれて死んだのは何だったんだろう・・・。これまた人をたくさん使って、細かく演技つけて、演劇的なオペラだった。イギリスっぽい。

このベッリーニ版ロミジュリは、両家の戦争がベースで、ジュリエットの結婚が決まったところから始まる。相手はティボルトロミオは敵側のリーダー。ロレンツォは医者。

バルコニーもヒバリもなければ、マキューシオも乳母も出てこないから、人間ドラマとしては薄い。

ジュリエットが仮死になったのをロミオが知らず服毒自殺するのは同じ。ロミオが息絶える前にジュリエットが目覚めてしまい、ジュリエットに抱かれて言葉を交わしながら死ぬ、というのが新しい。イギリス人はやらなさそうなイタリア的ドラマだ。

ベッリーニなんで、歌は高音で難しいが、よくがんばってた。ロッシーニばりの二重唱なんてあったし。Kassarovaでみたい・・・

STAFF & CAST

と書いたら、来年のミュンヘンの新作でロミオがKassarovaに!


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