私のお目当て Simon Keenlyside 様は、父Germont役で2幕しか出ない。。。復習、59年生まれのイギリス人バリトン。出会いは2004年3月「タンホイザー」のヴォルフラム。2006年7月に同作品で初・出待ち。2007 年7月には「フィガロ」のアルマビバ伯爵とコンサートで2回。あれ、それだけ?DVDとか見てるからもっと会ってる気がしてた・・・
本日は完璧なお父様でございました。ヴィオレッタの手を取り、励ましてる時が、ちょっとエロくて、え、組み替え!?息子はダメだが俺が的展開!?などと密かに燃えてしまいました。
いやいや、歌がっ。ViolettaもAlfredも若手で、がんばってたけど、アレレ?な所も多かったが、Keenlysideはさすがベテラン、レコードかかってるのかと思うくらい、余裕たっぷりで完璧、お見事。
物語にはあんまり入れなかったけどね〜。せっかくの綺麗な舞台を正面から見られたのに。拍手喝采のミュンヘンの観客に押され気味・・・このレベルだったらロンドンじゃ拍手こないよ・・・・・
指揮者は、ドイツ人の若い女性で初めてみた。前半は音楽の勢いも手伝って、まあよかったけど、後半はためすぎで、テンポ悪くて、眠かった!
手品を入れた舞踏会シーンも、演出はいいのに、芝居のキレが悪かったなあ。